お金がかかるから...と諦めていた旅行に毎年行けるようになった理由/中道あん

お金がかかるから...と諦めていた旅行に毎年行けるようになった理由/中道あん pixta_32310884_S.jpg

私は旅行がとても好きです。子供の手が離れた近年は、遠くにも出かけられるようになりました。去年は妹夫婦と北海道3泊4日に出かけ、とても有意義な時間を過ごすことができました。

でも、以前の私は、「旅行は行きたいけれどお金がかかるしなぁ」「数日を過ごすのに7,8万円は勿体ないなぁ」「いつかまたお金が貯まったら行こう」そう思って諦めてきました。そして、そのいつかは一向にやってこなかったのです。

それが、こうして気軽に旅行ができるようになったのには、あるキッカケがあったのです。

この支出、無駄じゃない?と気づいたとき

中年期になると、加齢により筋肉量や基礎代謝量も落ちて、自然と体のラインがずんぐりとしてくるものです。運動量も年々減っていると自覚はしていましたし、娘がスポーツジムに通い始めたのをきっかけに、一緒に入会。

最初は足しげく通っていましたが、時間調整の苦労や単調なマシンに飽きてしまい、だんだんと足が遠のいていったのです。

それでも毎月会費は引き落としされます。毎月のジム会費は7千円ほど。

勿体ないので、気乗りしないまま渋々通っていました。

それがもったいないから気乗りしないにお風呂目的にいったり、渋々マシンで鍛えたりしていました。

寒い冬のこと、ジム目的で外に出るのが億劫になり、気が付けば丸1ヶ月通えずにいました。「こんなにお金をかけて楽しめないのはおかしい。自分の為に使うと決めた毎月のお金をもっと有効に使おう。運動は日々の生活で体を動かすよう心がけよう」という考えに至りました。

その時に、今まで行きたくても諦めがちだった旅行に使うことを思いついたのです。

「旅行積み立て」という選択肢

意思の弱い私のこと、単純に通帳に入れていては下ろして他のことに使ってしまうのは目に見えていました。なので、私の住む私鉄沿線に支店がある大手旅行会社の旅行積立に目をつけました。手軽さと豊富な旅のプラン、親切な対応に魅力を感じて、積み立てながらいつでも使えるプランに申し込んだのです。

今は銀行に預けてもさほど利息はつきませんが、旅行積立ならば、私が選んだものは年利換算で利率は0.8%とかなりお得です。毎月6千円、銀行口座から引き落とされます。12カ月だと、7万2千円になります。さらに余裕があればボーナス時に店舗で入金積立も出来るので、年間12万円を目安に積立ています。

積立てたお金はこの旅行会社で取り扱っているプランにのみ使えるのですが、一見不便なようなそのシステムが、より安い旅行会社を探したり他社と比較したりする手間が省けるので、私には大助かりでした。

こうして私はジムを辞め、毎年好きな場所へ旅に出られるようになりました。今月は妹夫婦と東北に旅行します。ちょうど桜の花が見頃をむかえており、お花見を楽しみにしています。

なんとなく続けている趣味やお稽古ごとにかけているお金はありませんか?月々はそんなに大きくなくても、年間で換算するとかなりの金額になるものです。無駄だなぁと感じたら、自分の好きな事にスキッとシフトさせてはいかがでしょうか。

次の記事はこちら:近所の人にも...!迷惑電話魔な80歳の母に携帯を持たせ続けるか

◇◇◇

中道あん
「女性の生き方ブログ!50代を 丁寧に生きる、あんさん流<」主宰。Ameba公式トップブロガー。結婚22年で夫と別居。自立した人生を送るため、正社員として働きだしました。社会人の長男、大学生の長女と同居しています。要介護2の実母は3年半同居生活の後有料老人ホームにて暮らしております。
健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。

中道さんのブログ:女性の生き方ブログ 50代を丁寧に生きる、あんさん流

50life_cover-obi.jpg

『50代、もう一度「ひとり時間」』(KADOKAWA)

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として普通に生きてきた。でも50代になると人生の転機が頼まれもしないのに訪れる。夫との別居、母の介護、女性としての身体の変化、子どもたちの成長。そこから見つけた「ひとりの楽しみ」をあますところなく伝え続ける、「あんさん」流のアラフィフライフ。50代からの人生を前向きに過ごすためのヒントが満載。

 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP