糖質制限生活の中で訪れた、なんとも言えない幸福感

糖質制限生活の中で訪れた、なんとも言えない幸福感 pixta_10471248_S.jpg

ペンネーム:びおら
性別:女
年齢:53
プロフィール:50代になって、身体と心のギャップは広がるばかり。年齢に相応しい落ち着きと品のある女性を目指したい......。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇

最近どこの食品売り場でも、普通に低糖質食品を見かけるようになりました。一番よく見るようになったのは、こんにゃく粉やおから粉を原料にしたロカボ麺です。

お菓子のコーナーへ行っても糖類ゼロのチョコレートやクッキーもあり、流行を感じます。

自分自身で砂糖の種類から選び、カロリーや糖質を計算して作るのは大変なことだし、手軽に食生活に取り入れられるようになったことは大変ありがたいことだと思ってます。

ただ、食感はどうなんだろう? 味はどうなんだろう? 美味しくなければ続かないし......と遠巻きに見ていただけだったのですが、ある時私の職場でロカボ麺の試食会が開かれたことがあって、いよいよ口にする機会に恵まれました。

食感は明らかに小麦麺とは違うものの、味付けはゴマ風味のドレッシングだったり、肉うどん風だったりでこれが意外に美味しい。小麦麺だと錯覚するのを期待できるというよりは、むしろ新商品だと思って食べられる感じです。

私は子どもの頃から少食で、ご飯物はガツガツ食べる方ではなかったのですが、ともかく間食(甘食)が多いために主の食事が減っていたという感じでした。なので、糖質の計算などしなくとも、平均以上に食べていたのは明らかでした。なんとかしないと......と思いながらも習慣は変えられずじまいのまま大人になり......。

その後40代になって通いだした料理教室で、砂糖の量についても勉強させてもらいました。

先生から食事の処方箋をいただき10日間食事制限をした時は、1日に食べる量を制限され、一部の果物以外はもちろん、大好きなお菓子類も一切禁止という、私とっては過酷な経験でした。ですが終盤近くになってくると、それほど苦ではなくなっていることに気付きました。

その後、せっかく整ってきた食事バランスを維持すべく、食材や食事の量にも配慮しながら間食も減らすよう心がけるように。

微々たる変化というのは気付きにくいもので、結局何も変わってないんじゃないだろうか......と思っていたある時でした。なんの前触れもなかったのですが、突然心(頭?)がものすごくクリアになり、なんとも言いようのない幸福感に満たされたんです。
その感覚はその後も何度か訪れました。
専門家じゃないので詳しいことはわかりませんが、おそらく食べ物を変えたことや、食べる量を減らして身体への負荷が減ったために、何かしらの変化が起こったんじゃないかと思います。

現在は、また元(普段の量)の食生活に戻っていますが、食材を買う時には原料などの確認をする習慣はすっかり身についてしまいました。

低糖質・低カロリーではあっても、添加物などが使われていないということもしっかりチェックしています。

ご飯やパンや麺類、好きなものを我慢するのは大変ですが、糖質を制限するということは、食べる量を減らすということでもあるように思います。

この間の健康診断で、糖を分解する能力が少し落ちてきていると聞いてドキッとしました。

血糖値そのものは問題はなさそうですが、能力が落ちてきているとなれば食生活を改めて見直さなきゃいけないなと少し切羽詰まった気持ちです。

週末のプチ断食、また始めてみようかな。

あの幸福感をもう一度味わってみたい......。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP