「60代の女性です。私のおじいちゃんは若い頃から陸上をやっていたアスリート。私が幼い頃に真似していたおじいちゃんの健康法、いま思えば凄いと感心しています」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■若い頃から陸上で鍛えていたおじいちゃんの健康法とは!?
私のおじいちゃん(享年80歳)の健康法を紹介します。
大学生のときに陸上部だったおじいちゃんは健康マニアでした。
陸上部では中距離の5,000mとか10,000mを専門に走っていたそうで、後輩には大臣になった方がいらして、大臣になられてからも一緒に走っていたと聞きました。
おじいちゃんは毎朝6時に起床し、ラジオ体操で1日が始まります。
それからランニング姿でジョギング、30分ほど近所を走って汗を流して帰ってきます。
いつも汗で体が光って見えました。
そこからがちょっと普通と違いました。
「お笑い体操」というオリジナルの体操をやっていたのです。
まず、 立っている状態から「わぁっ」「いひひ」「おほほ」など、お腹の底から響くような声を出します。
そして、それを言いながらジャンプ。
私が幼稚園の頃は、面白くておじいちゃんと一緒に声を出して真似していました。
おばあちゃんは、そんなおじいちゃんを見て「やれやれ」といった表情。
でも、朝食を作りながら、おじいちゃんの声に合わせて「わっはっは!」なんて言っていました。
最近の人は呼吸が浅いとよく聞きます。
おじいちゃんが実践していたのは、全身で深い呼吸をする最高の健康法だったのかもしれません。
ただ、おじいちゃんはこれだけでは終わりません。
■レベルアップしていく「お笑い体操」
「わっはっは!」と笑った後、歩きながら、満面の笑みでペンギンのようなかわいらしい歩き方を始めます。
満面の笑みを作るということは、顔の筋肉が鍛えられて、若々しい顔になります。
実際、おじいちゃんは実年齢から10歳以上は若く見られていました。
その後はダンベルを持ち上げたり、足に軽い重りをつけたりしながら、腕や足をバネのように振ります。
この運動もお腹から声を出して、笑いながらやるのです。
自分でやってみると分かるのですが、手足の筋肉を使いながら笑うのはかなり大変!
幼かった頃の私は、そんな重いものは持てないため、ふにゃふにゃくねくねの動きだけ大笑いしながら真似していました。
最後は空手のポーズや技を取り入れつつ、笑い声で一緒に決めポーズ。
楽しかったなぁ...。
いま思えば、笑いながらの運動はとても理にかなっていたような気がします。
おじいちゃん、凄い!
おじいちゃんは肌つやもよく、おおらかな人でした。
でも、知らない人がこれを見たらただの怪しい人ですよね...。
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