「K-POP大好きな私(43歳・女性)にいつも情報を教えてくれるママ友。でもお金をかけて推しを推さない私のことを『裏切者』と言ってくるように...。推し活って、そんなにお金をかけないといけないものなんでしょうか?」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■ガチ勢以外は許さない? K-POP好きなママ友の行動は...
私は若いころから韓国のエンタメが大好きです。
昨今のK-POPブームにももれなく乗っており、最推しのグループもいます。
ママ友のBさん(44歳)もK-POPが大好きで、推しが同じであるためいつもオタクトークで盛り上がっています。
楽しい時間だったのですが、どうやらBさん、お金をかけないファンは「本当のファンとは認めない」という考えのようなのです。
彼女はデジタルミュージックのダウンロードから始まり、グッズの購入、複数の端末を使って応募など、推しのさまざまなランキングに協力しています。
また、1年間お金を貯めて推しの誕生日を記念して散財するなど、いわゆるガチファンなのです。
私は、アルバムなどは購入するものの、子どもたちにもまだまだお金がかかりますし、自分の趣味だけに散財できるような状況ではありません。
どうやらBさん、それが許せないようなのです。
お金がなくても推しに貢ぐのが当たり前。
時間についても同じ考えで、Bさんは朝から推しのSNS、ニュースをチェック、推しのために大半の時間を費やしています。
他のグループや他のメンバーに興味を持つことも裏切り行為。
「推し一筋、全身全霊で応援をする」それが推しに対する愛であり、それができないのならファンとは言えない、という持論があるようなのです。
■推し活にお金をかけない私は裏切りもの?
いろいろな情報を提供してくれるのはありがたいのですが、話のあとには「どうせ新作グッズ買わないんでしょ」「この裏切り者」などと必ず言われてしまいます。
私に財力があったとしても、推しにBさんと同じ金額を費やすかと聞かれると、それも違う気がするのです。
好きなグループの音楽を聴くと癒されます。
かっこいいダンスには見惚れます。
なんてことない楽屋の風景などの配信を観て、親近感を覚えてさらに好きになります。
リリースされた新曲は気に入れば買うし、そうでなければ買いません。
ライブも、チケットが当たれば行くけど、海外まで追いかけることはしません。
私には普段の生活やほかの趣味もあって、グループも推しも大好きだけど、それは必ずしも私のすべてではありません。
これってファンとは言えないのでしょうか?
多額の散財はしないけど、心から応援はしているのです。
せっかく同じ趣味を持つ者同士、仲良くなれると思ってうれしかったのですが、話すたびに毎回「あんたはどうせ本物のファンじゃないから」と言われているようで、モヤモヤします。
こうなったら「ファンをやめる」と宣言してみるべきでしょうか?
そんなことを思いながらも、なんだかんだBさんの情報提供のおかげでますます推しが好きになってしまっている私です。
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