「忙しい職場で働いていたときのことです。人手不足のために一人の女性が助っ人として異動してきました。彼女は私よりも10歳以上の年上で、この業務は未経験。いちから私が教えることになったのですが...」
■仕事のやり方を教えても上の空。この人、大丈夫!?
10年ほど前、商品の受発注の仕事をしていました。
同じ部署の同僚が一人辞め、人員の補充がないまま迎えた繁忙期は、毎日が残業の連続でした。
そんな中、他部署から私(30代後半)より10歳以上も年上らしい女性が助っ人に来たのです。
繁忙期だけ手伝ってくれることになったそうで、正直、この忙しい時期に仕事を教える余裕などありません。
でも、私が「人を増やしてほしい」と上司に訴え続けていたのですから、教えざるを得ません...。
まず、私は彼女に発注書の作り方を教えました。
彼女はメモを取ることもなく、私の説明をただ「はいはい」と聞いています。
正直「わかっているのかな」と心配になりました。
そして案の定、いざ一人で作業をしてもらうと、教えたことをまた聞いてくるので、そのたびに私の仕事は中断されます。
それが何度も繰り返されるので、私はきついことを言ってしまうこともありました。
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