「妻から真剣に付き合っている男性がいると告白されて、熟年離婚について話し合うようになりました。今は前向きに捉えるようにしていますが、実際のところ不安がいっぱいです」
■熟年離婚を前向きに捉えてはいるけれど...
スナックで出会った男性と付き合っていることを認めた妻。
この頃から、妻は私に対する不満も吐露し始め、今は何か吹っ切れた様子でその男と会う状態となりました。
我々夫婦にとって残りの人生はまだまだ長く、この先をどう生きていくのが良いのか考えることになりました。
別々の道を選択して再スタートを切るということを、ポジティブな選択肢として今は考えています。
「熟年離婚」は巷ではよく聞く言葉ですが、自分の身に降りかかると、結構大変なことが見えてきました。
親族との付き合い、資産、私の一人暮らしなどなど。
妻の相手の男性とも冷静に話し合うことはできていて、希望に満ちてはいませんが、絶望的な未来でもない方向で検討が進められています。
そうと決まれば、やることは20代や30代の頃と一緒です。
身の回りを整理して新たな人生設計を少しずつしています。
ある程度の見切り発車をする覚悟でいます。
今回のことは避けることができたのでしょうか。
できたとしたならいつ、自分の何を変えれば良かったのでしょうか。
心当たりはいくつも出てきますし、同時に言い訳も出てきます。
はたまたこれも運命で、変えることができないのだと考えることもできます。
我々夫婦はこのまま離婚という再出発を切れるのか、今はその最終段階にありますが、確かな思いとしては「自分のできる最善な方法を選択していくしかない」です。
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