常連と一見さんで差別する。高級レストランの「ありえない対応」で記念日が台無しに<後編>

「予約したのに、贔屓の客が来たからと、席の移動を頼んできたレストランのスタッフ。たしかに常連客は大切なのかもしれませんが、この対応はどうなのでしょうか...」

常連と一見さんで差別する。高級レストランの「ありえない対応」で記念日が台無しに<後編> 40.jpg

■耳を疑うような言い訳と上から目線の対応

予約したのに「席は用意できない」と言ってきたスタッフ。

は??

当然、納得できません。

店の予約をしたA子(46歳)が抗議しました。

「私たちはこちらのレストランでの食事をとても楽しみにしていました。店内の様子も分からないこの部屋での食事は納得できません。一見であっても常連であっても、客であることには違いはありません。常識的に考えたら、後から利用することになった方がここを使うのではないですか?」

当然の抗議ですが...でもそのスタッフは怯みませんでした。

「お客様のおっしゃる通りでございますが、ご贔屓にしていただいているお客様は10名様のため、こちらの個室では対応できないのです。お詫びとして、お料理をサービスでグレードアップさせていただきます」

そう言いながら、私たちを部屋の外に誘導し始めました。

私たちは渋々承諾し、ウェイティングルームとして使われている場所で料理を食べました。

いくら上客が急に利用することになったとしても、私たちが一見の客だとしても、私たちが納得していないのに店側が強行するのはどうなのでしょうか。

「料理をグレードアップしてあげる」みたいな上から目線の接客もがっかりです。

この理不尽な思いは、楽しみが大きかった分、余計に消えません。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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