「もし火災や地震があったら...」無保険状態だったマイホーム。ミスを隠していたのは住宅会社の営業で...<後編>

「家が完成して、しばらくしてから届いた営業担当からのメール。内容は、不備があって保険の契約がされていないとのこと。まったくもって意味がわかりませんでした。みなさん、家を建てる際の教訓にしてください!」

「もし火災や地震があったら...」無保険状態だったマイホーム。ミスを隠していたのは住宅会社の営業で...<後編> 39.jpg

■私の予想が的中! やっぱり営業のせいだった!

私は慌てて電話しました。

「契約できていないとはどういうことですか? 保険料は契約時にその場でカード決済したはずで証券も届いています」

「保険の補償内容に影響ありませんが、保険会社のシステム上の不備でクレジットカードの処理が期日までに間に合わなかったようです」

あくまで自分のミスではなく保険会社の都合でそうなってしまった、と言いたげな口ぶりでした。

まずその前に、こんな重大な話を一方的にメールで送りつけるのも非常識な話ですが...。

私はいままでのやりとりからその営業さんを信用できなかったので、今回も営業さんの怠慢で手続きにミスがあったのでは?と疑いました。

内容が内容だけに、正確な情報を得るためすぐに保険会社へ問い合わせました。

保険会社に事実確認をしてもらったところ、案の定、保険会社のシステム上の不具合ではなく、その代理店(営業さん)のミスにより、カード決済の手続きが正常になされていなかったことが判明しました。

家づくり中にも同じようなことがあったので「またか!」と、怒りを通り越して呆れるしかありませんでした。

契約から半年以上経つまでその状態に気付かなかったのかも不思議で、まったくの怠慢でしかないと思います。

後日、同内容での再度契約書の署名とカード決済の手続きを終え、事なきを得ました。

件の営業さんは、手続き上の不備で保険の補償内容には影響ないと言っていましたが、保険会社の話では手続きが正常に完了していないため、無保険の状態だったということでした。

もし、この無保険の期間に火事や地震などの被害を受けていたら...一体どうなっていたのでしょう? 恐ろしくて仕方がありません。

いまからマイホームを建てる方は、知識や提案力も豊富で親身になってくれる、そして信頼できる担当営業さんを是非見つけて下さい!

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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