「仕事が遅すぎ」新人いじめをしていた上司。でもパワハラのターゲットにしていた相手の正体は...<後編>

「私の職場でパワハラがありました。人事に相談しようかと迷っていたところ、なんとパワハラを受けていた新人は...。どんな人にも丁寧に接することが大事ということを感じた出来事でした」

「仕事が遅すぎ」新人いじめをしていた上司。でもパワハラのターゲットにしていた相手の正体は...<後編> 62.jpg

■人事に相談しようと思っていたところ...パワハラ社員にまさかの天罰

新人のCさんをいびる男性社員Bさん。

人事に報告しようかと思い、証拠を集めるべきかどうしようかと悩んでいた間、事態は急転しました。

なんと、実はCさんが以前Bさんの直属の上司だったHさん(当時50代前半くらいの男性)の姪っ子だということが判明したのです。

Hさんはすでに別部署の部長職についていましたが、どうやらその少し前は私の研修先の部署にいて、しかもBさんの若かりし頃の教育担当だったのだそうです。

たまたまCさんの様子を覗きにHさんが来たとき、ちょうどBさんがCさんに怒鳴っていて、これまでしてきたCさんに対する暴言なども全てHさんに伝わってしまったようでした。

その後の人事の調べで、Bさんは他の人にも高圧的な態度をとっていたことや業務上の問題行動があったことも露見して降格処分になり、その後すぐ自主退職されたようです。

私はその頃には研修期間が終わり、もとの部署に戻ってきていたので聞きかじりの話になりますが、BさんはCさんの正体を知ったときは驚き慌てて顔面蒼白になり、一日仕事にならなかったそうです。

勤め先でこういう漫画のようなこともあるのだなと驚きました。

どこでどう人はつながっているか分かりませんよね。

どんな人にも丁寧に接することが大事ということを感じた出来事でした。

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