「昼休憩は2時間ください」無理な要求をするインターンの大学生。会社の判断は...<後編>

「2時間の休憩を要求してきたインターンシップの学生。冗談かと思っていたら、なんと本当に2時間後に会社へ戻ってきたのです。もしかして私たちをナメている? 私はすかさず上司に報告したのですが...」

「昼休憩は2時間ください」無理な要求をするインターンの大学生。会社の判断は...<後編> 8.jpg

■甘かった! 最後まで自分のスタイルを通したA君

A君は宣言通り、2時間後にランチから戻って来ました。

私はすぐに上司に報告しました。

私よりもさらに呆れ果てた上司は、すぐにA君の大学に連絡しました。

大学の先生はA君に「なんて非常識なんだ! 君の行為は大学にも迷惑をかけているんだぞ!」と、厳しく注意したそうです。

ところが、A君は「僕はランチに2時間かかるから仕方がないんです!」と逆ギレしたそう。

結局、A君はインターン中の1カ月「2時間のランチ」を続けました。

何度、私や上司に注意をされても...。

ただ、A君は仕事については一生懸命で覚えもいいのです。

私を含めた全員が、A君の仕事ぶりと2時間ランチのギャップに、ついていけませんでした。

同僚がA君のSNSを見ると、毎日ランチ後すぐ「今日はここでランチ」という投稿とともに「#ランチ好きさんと繋がりたい」など、すごい数のハッシュタグが並んでいたとか。

そんなA君、インターンシップ後に「この会社で働きたい」と自ら希望してくれました。

ですが、すでに限界だった上司は即座に断りました。

その後、風の便りでA君がとある大企業に就職したと聞きました。

就職の面接で、ランチ時間がどれくらいか聞く人はなかなかいないと思います。

就職先で、Aくんは2時間のランチ時間を確保できているのか?

そこがとても気になります。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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