「2時間の休憩を要求してきたインターンシップの学生。冗談かと思っていたら、なんと本当に2時間後に会社へ戻ってきたのです。もしかして私たちをナメている? 私はすかさず上司に報告したのですが...」

■甘かった! 最後まで自分のスタイルを通したA君
A君は宣言通り、2時間後にランチから戻って来ました。
私はすぐに上司に報告しました。
私よりもさらに呆れ果てた上司は、すぐにA君の大学に連絡しました。
大学の先生はA君に「なんて非常識なんだ! 君の行為は大学にも迷惑をかけているんだぞ!」と、厳しく注意したそうです。
ところが、A君は「僕はランチに2時間かかるから仕方がないんです!」と逆ギレしたそう。
結局、A君はインターン中の1カ月「2時間のランチ」を続けました。
何度、私や上司に注意をされても...。
ただ、A君は仕事については一生懸命で覚えもいいのです。
私を含めた全員が、A君の仕事ぶりと2時間ランチのギャップに、ついていけませんでした。
同僚がA君のSNSを見ると、毎日ランチ後すぐ「今日はここでランチ」という投稿とともに「#ランチ好きさんと繋がりたい」など、すごい数のハッシュタグが並んでいたとか。
そんなA君、インターンシップ後に「この会社で働きたい」と自ら希望してくれました。
ですが、すでに限界だった上司は即座に断りました。
その後、風の便りでA君がとある大企業に就職したと聞きました。
就職の面接で、ランチ時間がどれくらいか聞く人はなかなかいないと思います。
就職先で、Aくんは2時間のランチ時間を確保できているのか?
そこがとても気になります。
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