「時間内に激辛ラーメンを完食した友人のEくん。しかし、店主は理不尽なことを言ってお代を取ろうとします。するとEくんは...スカッとした出来事です」

■完食したのに無料ではない!? それならばと友人は...
30分以内に食べれば無料になる極辛ラーメン。
さっそく私とEくんはその店に出向きました。
Eくんは極辛ラーメンを注文(私は普通のラーメン)。
出てきたラーメンは真っ赤で、私は漂ってくる湯気だけで目が痛くなるほどでした。
一口スープを分けてもらいましたが、それだけでしばらく何も口にできなくなるような辛さです。
しかし、彼は何事もないように美味しそうに麺をすすり、ものの10分足らずでスープまで完食してしまいました!
得意げにEくんは言います。
「完食しましたよ。料金無料ですよね」
ところが、店主はこう言うではありませんか。
「ああ、挑戦する人はあらかじめ言ってもらわないと...黙って食べちゃだめだよ。残念だったね」
そりゃないよ! と思いましたが、たしかに「30分」という時間制限があるメニューです。
Eくんは10分足らずで食べましたが、正確に時間を計っていたわけではありません。
ニヤニヤしながらうそぶく店主に、Eくんは言い返しました。
「じゃあ極辛ラーメンをもう1杯。料金無料のチャレンジをします」
呆気にとられた店主は、明らかにさっきより辛そうなラーメンを出してきました。
これならどうだ、とばかりの不敵な笑みで店主が開始を告げると、Eくんはこれもまた10分足らずで完食してしまいました。
「おいおい、平気なのか?」
目を丸くして驚いている店主に、Eくんは不敵な表情で言いました。
「2杯目のほうが美味しかったですよ」
Eくんは茫然自失な様子の店主を尻目に、意気揚々と店をあとにしたのでした。
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。