ブランド化粧品の箱をあのケースに使っていて...「節約」と言って見栄を張る義姉にドン引き<後編>

「義姉は節約の意識が高く、使えるものはなんでも再利用しています。たしかに地球には優しい行動です。でも、ここまでくると単なるケチというか、とても共感できないのですが...」

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■義姉さん⁉ さすがにその再利用はちょっと...

義姉がバッグから化粧品の箱を取り出したときです。

ふだん義姉が使っているメーカーのものではなく、有名高級ブランドのロゴが入った化粧品の箱で、すでにかなりくたびれていました。

その箱から義姉はサングラスを取り出したのです。

思わずぽかんとしてしまった私...。

義姉は、高級ブランド化粧品の箱をサングラスケースとして再利用していたのです。

化粧品はもちろん買ったわけではなく、友人が捨てる際に箱だけもらったそう。

メガネケースくらい100円ショップでも売っているのにと思いましたが、安物は持ちたくない主義の義姉。

義姉的には高級ブランドのロゴが入ったくたびれた箱のほうが、100円ショップのケースよりもステータスが上のようでした。

私たちが20代前半くらいの頃、高級ブランドショップの紙袋をセカンドバッグとして利用するのが、一時的に流行ったことがありました。

バブル期の高級ブランド志向が残っていたなかで、買えない若者たちにとっては苦肉の策という感じでした。

当時、通常は非売品である高級ブランドのロゴが入った紙袋を販売するショップもありました。

ひょっとすると、あのときの「ブランドロゴが入っていればオッケー」的な感覚が、義姉にはいまも残っているのかも知れません。

個人的に恥ずかしいので、せめてサングラスは人目のないところで取り出して欲しいと願うばかりです。

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