偏食で体重は40kg台! ガリガリな息子に悩む友人...それを救った「意外な食べ物」とは?<後編>

「親としては子どもの成長はいつも気になるところです。友人の息子さんは、細すぎる体型を意外な食べ物で改善することができました。しかし、肝心の偏食はどうなかったかといえば...」

偏食で体重は40kg台! ガリガリな息子に悩む友人...それを救った「意外な食べ物」とは?<後編> 38.jpg

■意外な食べ物でガリガリ体型は脱したけれど...

しかし、Bくんが高校1年生になったときのことです。

久しぶりに会ったBくんは、いくらか体ががっちりしてきたような気がしていました。

その後、会うたびに体が大きくなっていき、高校3年生になる頃には身長180cm、体重80kgの立派な体型になり、野球でも優秀な成績を修めるようになっていました。

Aさんと会う機会があったので、Bくんのことについて話しました。

「Bくん、偏食が治って良かったね。立派な体になって」

しかし、意外な答えが返ってきたのです。

「いやいや、小さい頃からほとんど好き嫌いは変わっていないんだよ。ほんと困ってんだよ」

よくよく聞くと、Bくんの偏食は高校生になっても全く改善されず、何を食べてくれるのかAさん夫婦でいろいろ試行錯誤し、苦労したそうです。

病院に行ってみたり、カウンセリングを受けてみたり、遠方の講習会にも参加して、Bくんの偏食を治そうと必死に頑張った結果、ようやくBくんが喜んで食べてくれる食べ物に出会いました。

その食べ物が「おはぎ」でした。

いろいろ試しに食べさせている中で、おはぎだけはBくんの反応が良かったので、どんどん出すようにしたそうです。

糖分が多いので心配ではあるのですが、痩せていくよりはマシだと考え、おはぎを主食にしてどんどん食べさせて体格が良くなったそうです。

偏食は改善されないままですが、体型的には何とか改善できたのでした。

Bくんは今後、大学進学に伴って1人暮らしを考えているそう。

食生活をどうしていくのか、Aさん夫婦はいまだに悩んでいます。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP