「86歳の義母を介護しています。歩行困難な義母を介護するのは大変です。それでも、子どもたちが小さかったときに、子育てをサポートしてくれたこともあり、恩返しのつもりで頑張ってきました。先日、義母の誕生日会でショックな光景を目にしてしまったのです...」

■「嫁の私より娘の方がいいのね...」とショック
義姉が義母の介護を手伝うことはありません。
ただ、遊びに来て義母の部屋で私の出したお茶とお菓子を食べて、話をして帰るということの繰り返しでした。
それに関しては私が一応『長男の嫁』という立場にもなりますし、地域が少し山手の田舎にもなるので、仕方がないことだと思うようにしていました。
また子どもが小さい頃は義母に預けて仕事に行っていたこともあり、義母への恩返しだと思い、介護してきました。
ただ、少し気になったのは義姉が『お客さんが来ているときは率先して介護を手伝う』ということでした。
義姉は近所の方などが家に回覧板を持ってきたりすると、母をお手洗いに連れていったりして玄関の端を通り抜け「まぁ、娘さんが帰ってきてくれてるのね。いい娘さんね」と言われたりしていました。
私は、『わざわざお客さんが来ているときにお手洗いに行かなくても...良い娘さんだと言われたいだけなのかな?』とモヤモヤしていました。
そして義母の誕生日のことです。
「いつも見に来てくれてありがとう」
特にお金が欲しいと思ったことはなかったのですが、毎日体を痛めてお世話をしている嫁より、たまに来てお茶を飲んで帰るだけの娘の方がやはり良いんだなとショックを受けた出来事でした。
その日からも毎日介護は続いているのですが、なんだか心が晴れない日々です。
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