義母が朝から「悪夢のピンポーン」。新生児を見に親戚一同を引き連れ襲来! 私はパジャマで...<後編>

「義母が来る際には、必ず何時に来るか確認しようと心に決めた出来事です。生まれたばかりの新生児に会いに親戚を引き連れ、朝8時前に突然やって来た義母。私たち夫婦はパジャマのまま迎え入れることに...。用意も出来ないし、気は遣うし、もうこりごりです」

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■「何もしなくていい」と言うわりには...

明らかにまだ寝ていた若夫婦に薄笑い(に見えた)しつつ、我が物顔の義母の誘導で親戚たちはリビングへと進みます。

慌てて座布団(そんなに何客分もない)を用意し、お茶の準備をし、ほっと一息つく間も無く赤ん坊が泣き出しました。

隠れて授乳したいのに、他の部屋に行っても次から次へと親戚たちが見にきます。

夫は話し相手にはなるものの、それ以上のことをするわけではないので、お昼をどうするのか義母に聞くと、「なんでもいいよ。簡単なもので」。

え〜〜〜〜!

簡単なものって何?

なんもせんでいいって言ってたや〜〜ん。

赤ちゃんを抱えた私は、洗濯したいのもあきらめて、昼の支度に取り掛かります。

昼とは言ってもわたしたちは朝ごはんも食べていないので、10時過ぎには素麺を茹でて出しました。

ねぎはないのか、野菜はないのか、海苔は、生姜は、たまごは、とやいやい言われながら、足りないかもしれないと、さらに素麺を茹で続け、ひと通り皆が食べ終わったときにはあまりの疲労困憊でぐったりしていました。

私はほとんど何も食べていないのに、気がつけば親戚たちと談笑しながらビールを飲んでいる夫に殺意さえ芽生えました。

お昼の後も、2〜3時間はいたでしょうか。

このままだと夕飯も食べると言い出すのではないかと涙目になった頃、ようやく重い腰を上げ、親戚一同は帰って行きました。

自分の常識では考えられないことをする人たちがいるのだということを学びました。

そして、これからは義母の訪問の際には何時に来るのかということを必ず聞こうと心に決め、以来実行しています。

ただし、この後も義母は必ず予定訪問時間の30分以上前に到着し続けているのですが...。

まだまだ義母との攻防戦は続くのです。

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