義母が朝から「悪夢のピンポーン」。新生児を見に親戚一同を引き連れ襲来! 私はパジャマで...<前編>

「今から20年ほど前、当時、私が30歳で出産したばかりの頃の話です。義母から『明日赤ちゃん見に行くね』との電話がありました。しかし、何時に来るのかも告げず電話を切った義母。すると、翌朝8時前、私たち夫婦はまだ布団の中...、玄関のインターフォンが鳴るではありませんか...!」

義母が朝から「悪夢のピンポーン」。新生児を見に親戚一同を引き連れ襲来! 私はパジャマで...<前編> 5.jpg

■義母が親戚を連れて朝早くからやってきた!

それは結婚して1年足らず、私が30歳、夫が28歳、子どもが生まれたばかりのことです。

車で5時間ほどの距離に住む義母の田舎の親戚たちが、我が家から1時間程離れた義母の家に遊びに来ることになりました。

親戚たちはまず義母宅へ行き、観光したのちに、翌日我が家へ来て赤ちゃんの顔を見たいとのことでした。

メンバーはかなり高齢な義母の父(つまり夫の祖父)、義母の兄夫婦、義母の姉、その孫にあたる小学生の女の子、そして義母の妹の6人だそうです。

前日に、電話で義母は「明日行くからねー。なんにもしなくていいからねー」と一言。

何時に来るのか、お昼は食べるのかなど聞く隙もなく、電話は切れました。

常日頃から、義母の電話は言いたいことだけ言ったら唐突に切れるので、そのときもあまり深くは考えませんでした。

「何もしなくていい」ってことは、お昼を食べてから来るのかな、お茶菓子くらいは用意しないとな、と私はのんきに構えていたのです。

そしてその日の朝。

ピンポーンと玄関のインターフォンが鳴ったのは朝の8時前。

私たち夫婦は布団の中でした。

義母は我が家の鍵を持っています。

マンションのエントランスはオートロックなのですが、いつもそこは合鍵で開けて、玄関でインターフォンを鳴らします。

合鍵は家に誰もいない時の最終手段として渡しているつもりのこちらとしては、なぜエントランスではインターフォンを鳴らさないのか、いつも不満に思っていました。

その朝ももちろんエントランスを開けて入ったのちに玄関先でピンポンされたわけで、夫を叩き起こして迎えさせたものの、私は着替える暇もなく顔も洗わず「い、いらっしゃいませ......」と親戚一同をお迎えするのはめになったのでした。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP