父が70歳で退職後、歯車が狂いだした両親。「離婚したい」母が頬を赤らめて告白した「秘密」<前編>

「70歳で父が退職すると、もともと仲が良かった両親は2人で旅行へ行くなど、楽しそうな様子でした。でも、1年が過ぎたころから、母が父の愚痴を言うようになりました。家のことが何もできない父に不満があったようです。はじめは私が実家へ行き、愚痴を聞いていればいいと思っていたのですが、母はとうとう『離婚』を口にするようになって...」

父が70歳で退職後、歯車が狂いだした両親。「離婚したい」母が頬を赤らめて告白した「秘密」<前編> 46.jpg

■父への不満を口にする母。でも、それだけではないようで...

私の父は78歳、母は70歳です。

父は長年勤めた会社の定年を迎えた後、非常勤で69歳まで仕事をしていました。

70歳になり、老後を母と静かに生活したいと、会社を辞めました。

父と母は年の差が8歳ということもあり、母は何をするのにも父を頼り、父も優しく母をリードする、仲睦しい夫婦でした。

父が退職した直後は、2人で好きな歌舞伎を観に行ったり、旅行に行ったり...と、とても楽しそうな様子でした。

けれど、1年ほどたったころから、母の口から「父に対しての不満」が頻繁に出てくるようになりました。

母は結婚以来ずっと専業主婦。

父は家のことは一切できません。

ずっと家にいるのに、働いているときのように何もしない父。

そのことが、母は面白くなかったようです。

私が実家に遊びに行ったとき、母の「父に対する態度」が明らかに以前と違うのがわかりました。

わざと聞こえるように大きな溜息をついたり、遠回しに嫌みを言う母。

父も気が付いているのでしょう。

食事以外は、ほとんど自分の部屋から出てきませんでした。

それでも、父の退職後に習い始めた「木目込み教室」や「陶芸教室」には2人で通っていたので、私は「母の愚痴を聞いて、なだめていればいいや」くらいに思っていました。

しかし、最近になって母は「父と離婚したい」と言いだすようになったのです。

......私は心底驚きました。

そこまで思い込むには、よほどの理由があるのだと思い、母をランチに誘い、理由を聞くことにしたのです。

最初は、いつも言っている父への不満話だったのですが、どうも様子が違います...。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP