「友人の不用品なのよ」同居のため引っ越してきた母の荷物が大量!でも責められない理由とは<後編>

「同居する母なのですが、友人から『これいる?』と聞かれるとほいほい引き取ってしまうんです。このままでは我が家は不用品だらけになってしまいそう。でも、母を責められない気持ちもあって...」

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■母が楽しく過ごせるにはどうしたらいい?

相手から「いる?」と聞かれると断りづらい、というのと、使う機会があるかもしれないから...と「とりあえず」受け取ってしまうのだそう。

それならば、うちで使う機会がなさそうだったら捨てるのか...というと捨てません。

食器類は腐るものじゃなく、いつか使えるから捨てたくない。

服は庭仕事の作業着や雑巾にするから捨てない。

そう言うのです。

...とは言っても使う食器の数にも限度があるし、作業着もこまめに交換して捨てる訳でもありません。

母が私を育ててくれていた時には、余計な食器や服を買える状態ではなかったことを考えると、母は物が沢山ある今の生活を楽しんでいる様な気もします。

そう考えると、強引に捨てろと言うのもかわいそうかなと思ってしまう自分もいます。

こっそり捨ててしまうのも意地悪ですし、今まで言われるがままにしまってきました。

ですが流石にしまう場所に苦労する様になってきました。

友達に聞かれて断れない気持ちも分かりますが、このまま気軽に貰い続けられると収拾がつかなくなる予感しかありません。

母がお友達と楽しく過ごせるのは嬉しいことなのですが、どうしたら断れるか、そして捨てられるようになるか、母と一緒に考えていきたいと思います。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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