「50代の女性です。10年ほど前から近所の公民館のヨガ教室に通っているのですが、そこの70歳の毒舌先生にいじられつつも元気をもらっています」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか？
■容赦なし！ 思ったことを全部口にする70代の女性ヨガ講師
10年ほど前から近所の公民館のヨガ教室に通っています。
その教室は、約30年前くらいからやっている教室というかサークルです。
私は35歳くらいの時に入会したのですが、当時はサークルの平均年齢は60歳くらいだったかと思います。
いまは辞めていったメンバーや、新たに入ってきた30歳～40歳くらいの子育て世代ママたちが押し下げ、平均年齢は40歳くらいかもしれません。
サークルで教える70代のヨガ講師のB先生がかなり辛口で、このご時世でも思ったことをすべて口にするタイプの人です。
このサークルに入った当初は、あまりの口の悪さに続けていけるか不安な点もありましたが、いまではすっかりいじられ役が定着しています。
いまは辞めてしまったのですが、「会長」と言われていたCさんという女性がいました。
CさんとB先生のやりとりは、まるで漫才のようでした。
先生に太った体をいじられても、Cさんは倍にして言い返すタイプ。
B先生はポーズを長く維持させるために、スーパーのポイントが倍になる日や最近のテレビの情報などを、毒舌を交えながらおしゃべりします。
そうすると、すかさずCさんが「話、長いよ！」とつっこむのです。
いまはCさんが辞めてしまいましたが、そんなやりとりが懐かしいです。
■B先生の言い切り名文句に元気をもらう
いまのご時世、みなさん言葉には気をつけながら話をしていると思います。
さらに講師という立場だと、普通は人の悪口を言ったり、芸能人のあれこれなんて口にしないと思うのですが、B先生は違います。
テレビなどで起きた芸能人の不祥事や事件を、自分の見解を交えながら話すのです。
「あの人気持ち悪いよね～」とか「あんな事言ってるけど絶対嘘だよね～」とか、気持ちいいくらいにばっさばっさとぶった切っていきます。
たまに「そう決めつけると、気を悪くする人もいるかもしれない...」と心配になるのですが、B先生は「関係ある人いたらごめんねー。この歳になると思ったこと全部口に出ちゃうんだよね」と、あっけらかんと言っています。
仕事や生活の中で、自分のやり方でいいんだろうか...と常に葛藤しながら生きている私には、敵を作るかもしれないけれど、物事をはっきり言い切るB先生は最強だと思います。
先生がよく言っている言葉で、私の心に深く残っているものがあります。
「人は人、自分は自分！ 周りと比べない。できないものはできない、無理してやろうとしない！」
ポーズができないときの言葉なのですが、人生のいろんなシーンで意味がある言葉だと思いませんか？
B先生みたいなタイプ、苦手だという方もいるでしょう。
でも、これからも続けられる限り元気で悪態をつきながら、私たちを励ましてほしいです。
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