「結婚42年目の試練」病気で別人のようになってしまった68歳の夫。どう接するべき...?<前編>

「脳梗塞を発症して以来、イライラしたり、すぐ怒ったり、すっかり人が変わってしまった夫。そんな夫に優しくしたい気持ちはありますが、私もつい冷たい態度を取ってしまいます。結婚生活42年目の試練を迎えた私たち夫婦。今後どうしたらいいでしょうか」

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■病気の夫に優しくしたい。でも...

夫とは学生時代に知り合い、23才で結婚し、今年結婚生活42年目を迎えました。

そんな私たちに訪れた試練...。

5年ほど前に、夫が軽い脳梗塞を発症したのです。

大きい病院で治療を受け、3~4日点滴ののち退院、その後は近くの主治医からの処方のみでの治療となりました。

元気なのですが、それ以降、なんとも体力、気力、記憶力というか、全ての力が衰え切ってしまったような様子なのです。

気の毒なのはもちろんなのですが、イラつくのと心配が入り乱れています。

夫は、病気のせいで自信を失ったようでした。

そのせいか、イライラして物に当たったり、すぐにけんか腰になるなど、色々な面で以前の夫とは人が変わってしまいました。

もちろん家族は優しく笑顔で接するのが大切なのだと百も承知です。

ただ、ついつっけんどんな態度やら、叱るような対応がでてしまうのです。

後で「しまった!」と思うのですが、気づいたときには夫がそれに対して激昂してしまったりで、時すでに遅しということばかりなのでした。

夫婦げんかに発展してしまうと、過去の恨みつらみが私の頭の中と胸の中で爆発的に大きくなり、「笑顔で」なんてことはどこかへ飛んでいってしまいます。

なんといっても夫はどんな失敗をしても私のせいのように上から目線で怒るし、物忘れすら私のせいのような言い方をして怒ります。

ただ、そういうときの顔つきが、全く以前と違っていておかしいなとも思うのです。

そんなとき、病気になる前の夫の様子を思い出してみるんです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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