62歳で「年金」生活をスタート!私が繰り上げ受給を開始した理由は.../くるぴた

皆様こんにちは、『くるメモ』の管理人"くるぴた"です。

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62歳で「年金」生活をスタート!私が繰り上げ受給を開始した理由は.../くるぴた taikenki_kurupita75.png先日、初めての年金を受給しました。

私はまだ62歳。

約3年の繰り上げ受給です。

今年の2月に市内の年金事務所で手続きをして、3月分から年金を受け取っています。

年金事務所での手続きはそう難しいものではありません。

書類の記入を始める前に、いくつかの説明がありました。

繰り上げ受給をすると、どれくらい受給額が減るか。

そして、繰り下げ受給にすると、どれくらい受給額が増えるか。

その他、繰り上げ受給をした場合に受けられなくなるサービスなどをいくつか説明されました。

それを踏まえた上で繰り上げをする意思の確認し、実際の書類の手続きに入ります。

記入する欄など、一つ一つ丁寧に説明してもらって書類を仕上げ、振り込みの時期がいつごろになるか教えてもらって、手続きは終りました。

特に繰り上げを反対されるようなことは全くなく、どちらかと言うと『ねんきんネット』の方を「便利だから使った方がいいですよ」的に推奨されたのを覚えています。

ちなみに私の年金受給額は、54,880円と、あまり多くはありません。

私自身がフリーランスだった時期が長くて、厚生年金が少なかったのが一番の理由です。

その後の結婚生活の中では、知らないうちに夫が自営業者になった上、何年も年金保険料の免除を受けていた事情もあり、納めた国民年金は480カ月に満たない状態でした。

もちろん、年金だけでは到底生活できないので、今後もずっと働いていきます。

もしも私が65歳で受給を開始したとしたら、月額62,000円程度になっていたでしょうか。

月々約8,000円の差額ですが、期間が長くなれば、それなりに差が出てきます。

できればあと3年待ってから受給を始めるつもりでいたのですが......

私が繰り上げ受給を決意したのは、いざと言う時、すぐにお金が手元にある方が何かと役に立つからです。

そしてその『いざ』と言う状況が実際に自分に何度も降り掛かるようになってきました。

例えば、昨年、左肩に原因不明の痛みが出るようになり、パートの仕事を辞める羽目になりました。

その後、いくつかの病院で診てもらい、脂肪腫が原因だったと判明。

本来だったら痛みもなく良性で、放っておいても影響がない腫瘍ですが、たまたまできた場所が悪く、腕の神経を押していました。

仕方なく、今年に入ってから切除手術を受け、入院費でパートで働いていた頃の給料ひと月分くらいの金額がまるまる飛んでしまったのです。

私は一人暮らし。

そんなふうに生活の基盤が揺らいでしまって「65歳まで待つ」などと、悠長なことを言ってられなくなったのです。

年齢を重ねてきて、若い頃に比べていつ体調が崩れるか、分からない状態になってきました。

もともと家系的にも成人病に罹患しやすい親戚が多く、両親も揃って七十歳で亡くなっているので、何となく早めに受給した方がいいような感じも、なくはなかったです。

それでも繰り上げ受給をする前には、自分の中でかなり迷いがあったのは確か。

でも誰にも相談はしませんでした。

年金の受給開始を何歳で始めたらいいのかは人によって千差万別で、正解は誰も事前には分かりません。

私も、もしかしたら、いつか後悔する日が来るかもしれないですが......

その時に「あの人にあんなことを言われたから」とか「ネットであんな話を見たから」みたいな、誰かのせいにする気持ちが残りそうな後悔をしたくありませんでした。

何もかも全部、自己責任。

それが人生ですから。

とりあえず年金の受給が始まってから、気持ちが落ち着きました。

子供もおらず先行き不透明な老後ですが、将来もらえる予定のお金より、今の時点ですでに手元にお金があることで、多少なりとも安心感が芽生えたのです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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くるぴた

モラハラ変人夫との「追いはぎに遭ったような」結婚生活を終わらせた『くるぴた』です。現在は病院で清掃のパート等をして、生計を立てています。親も子もないアラ還の独り暮らしは寂しいけれど、離婚によって多くのストレスから解放されたので、後悔はありません。ブログ『くるメモ』の管理人です。

くるぴたさんのブログ:くるメモ 

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