工場の夜勤中に突然倒れた60歳の同僚女性! 私が「明日は我が身」と青ざめた理由とは...<前編>

「工場で夜勤バイト中の出来事です。職場は50代の女性がほとんどで、夜勤にもかかわらずみなさん元気。あの日も、和気あいあいとおしゃべりをしながら作業をしていました。でも、2時間たったころ、私の隣にいたAさんが突然黙り込んだんです。そして次の瞬間...!」

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■「社員さん呼んで!」Aさんの異変に現場は騒然

私は52歳。

9年ほど前から食品加工工場でフルタイムのパートとして働いています。

職場の従業員は、同年代から定年間際まで、50代の女性がほとんど。

夜勤にもかかわらず、みなさん元気なおばちゃんたちです。

この日も、いつものようにライン作業が始まりました。

作業はコンベアの前に横一列に立って行います。

仕事中は作業に支障がなければ、多少のおしゃべりは黙認されていて、それぞれ昼間あった出来事やニュースの話題などを話しながら、和気あいあいと作業をしていました。

ところが、仕事開始から2時間ほどたったときです。

私の隣りでおしゃべりをしながら作業をしていた女性Aさん(60歳)が、突然黙り込みました。

私は普段から聞き役なので、「あれ?」と思い、作業をしたままちらりと視線を向けた、次の瞬間!

Aさんがフラリと前のめりに倒れ込みそうになるのが見え、思わず「あっ!」と大きな声がでました。

声を上げると同時に反射的に両手でAさんを抱え、「だ、大丈夫!?」と問いかけると、真っ青な顔で「気持ち悪い...」とうわ言のように言うAさん。

そしてそのまま意識が遠くなったのか、抱えていた体がズシリと重くなりました。

「え、ちょっ、Aさん!?」

私よりもだいぶ小柄なAさんですが、それでも私の力では支えきれず、2人でその場に座り込むかたちに。

「ちょっと、ライン止めて!」

「社員さん呼んで!」

同僚の女性の緊迫した声を聞きながら、私は必死にAさんの背中をさすりながら「大丈夫!? どこか痛いの!?」と声をかけました。

すると、Aさんはかすれた声で...。

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