「私は、小学生と中学生の娘の母なのですが、同居する60代の義母の『天然ぶり』にやきもきする毎日です。しかも、なにが問題って、義母は自分が天然であることに全然気付いていないんです」
■還暦を過ぎても「天然」な義母に振り回される毎日
義父の他界をきっかけに、専業主婦として家を守ってきた義母と同居することになりました。
その日から、離れて暮らしていた時には「可愛らしい人 」と思っていた義母のモヤモヤ、ヒヤヒヤする一面が見え始めました。
義母はいわゆる「天然」なキャラクターです。
天然と言うとイメージは悪くありませんが、義母はもう還暦をとっくに過ぎています。
「ボケてしまったんじゃないか」と心配することもしばしばでした。
あるときは、中学生の娘の少し太ったお友達に「こぶたちゃんみたいで可愛らしい人ね 」と言って娘を怒らせてしまいました。
出かけた先で取引先の人と歩いている主人に会った時は、「あら、今日は風が強いですものね 」と薄毛で髪の毛が乱れてしまった取引先の人にブラシを差し出そうとして、自宅に帰ってきた主人にたいそう怒られてしまいました。
しかし怒られたところで本人は何が悪かったのか全くわからないようで、同じことを繰り返してしまいます。
そういう私も、全く被害がないわけではありません。
専業主婦で車の免許を持たない義母は、私が仕事から帰って来るのを心待ちにしています。
私の運転する車に乗って、義母と二人で夕ご飯の買い物に行ったり、義母が井戸端会議で仕入れてきた美味しいケーキ屋さんに足を運んだり。
長い日中、たった一人で過ごしている義母にとってはとても楽しみな時間だそうです。
そう言ってもらえると素直に私も嬉しいのですが、問題はやはり義母の天然発言です。
つい先日も、義母の「ド天然」ぶりが発動してしまったんです...。
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