「不幸話、みなさんは好きですか? 私は身内のことでも他人のことでも、あまり好きではありません。それなのにうちの母ときたら、さも楽しそうに話すのと、話し終えた後の締めの言葉にげんなりしています」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
社交的な母はこれまでにもいろんな話を仕入れてきました。
やれどこどこの家は年金だけで暮らしているとか、視力が落ちて大変だとか、内心眉をひそめながらも聞き流すことができていました。
しかし、亡くなった父のことを例にあげたこの話だけは、流すことはできませんでした。
私たちがどんなに苦労しようが、私は父にもっと生きていて欲しかったとしか思えないので、母の言葉が納得できなかったのです。
生前より父から、母のお喋りの相手はとても大変で、適当に聞いていたり返事をしないと機嫌を損ねると聞かされたことがありました。
その頃は別々に暮らしていたので父は「大変そうだなぁ」と思う程度だったのですが、ここまでかと正直驚いています。
そしてそれを聞かされているだけに、「そういう話はあまり聞きたくない」などと言えば、母がどんな態度をとるかと思うと気が重くて伝えることができません。
漫画:ヤドカリコ/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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