レントゲンを見た医師が青ざめて...。ただの虫歯だと思ったら大病の疑い。私どうなるの?<後編>

「『普通の暮らし』がどれほど素晴らしいことか、40代の私が体験した不思議な出来事です。虫歯だと思ったら大病を疑われ、大きな病院で検査することになりました。『がんならまだ打つ手がある』とまで言われ、『命の期限』の覚悟を決めた私の運命は...!?」

レントゲンを見た医師が青ざめて...。ただの虫歯だと思ったら大病の疑い。私どうなるの?<後編> 48.jpg

■レントゲンに映し出された「カゲ」の正体は...

ほどなく、検査中の私の周囲にたくさんの医師、医学生らしき人がどんどん集まってきて、その中には上層部らしき人たちの姿も。

その全員がレントゲン写真と私の患部を何度も何度も見比べては、不思議そうに首を傾げながらも安堵の表情を浮かべていたのです。

そんな状態の中、検査は終了。

「一体ぜんたい何が起こっているの?」

そんな風に思っていた私ですが、担当医の先生から告げられた言葉に驚かされました。

「病気はどこにもありませんでした。もうなんにも心配いりません。もちろん治療も必要ありません。」

飛び上がるほど嬉しい言葉でした。

どうやら、問題視された箇所にあったのは単なる空洞で、心配していた難しい病気どころか何もなかったのです。

「そんな不思議なことがあるの?」

ビックリしたのですが、病気じゃないことが分かっただけで文句なしです。

最近の病院での、詳しく丁寧な検査には感謝しかありません。

この瞬間「命の期限」と向き合い、そのための準備まで進めていた私に、いつもの日常が戻って来てくれたのですから。

そして、この経験が、「普通の暮らし」がどれほど素晴らしいのか、時間の大切さ、家族や友人への愛情と向き合わせてくれました。

今となっては、不思議で大切な思い出です。

これからもずっと、この時の思いを忘れないように生きていきたいと思います。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP