「高校を卒業して30年ぶりにプチ同窓会を開いた時の話です。学生時代を思い出し、楽しい時間を過ごしていました。アラフィフともなれば、話題はどうしても「自分の病気」になってしまうもの。そんな時、『自然由来のお茶』に話をすぐ持っていく友人がいて...」
■30年ぶりに会ったのに、ネットワークビジネスの話!?
久しぶりに会った友人の話の腰を折るのも嫌なので、そのまま聞いていると、そのお茶は普通に販売しておらず、販売の権利を持っている人からしか購入できないネットワークビジネスのものでした。
「がんも治る」「医療費削減の為、自治体でも購入している」「どんな病気でもよくなる為、製薬会社から睨まれている」など、熱心に話す友人の口から出てくるのは、こちらの心が冷えてくるような言葉のオンパレード。
「30年ぶりに会っていきなりネットワークビジネスの話って、どういうこと?」と、その場で怒れば良かったのかもしれません。
でも久しぶりに会う友人との会食を本当に楽しみに出かけた私が間抜けだったと思うと、寂しすぎて怒る気力も湧きませんでした。
せっかく美味しかった食事も台無しです。
2次会の最後にお試しのお茶をもらい、作り笑顔でおひらきとなりました。
その友達とは今でもSNSでは繋がっているので、私が何かアップすれば「いいね」をくれたりコメントしてくれたりしています。
私も「いいね」やコメントを返します。
でもネットワークビジネスの話題をした友人とは、なんとなく前より距離が出来た感じは否めません。
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