性別:女性
年齢:46
プロフィール:若年結婚を経て、今は孫がいる巷でいう「おばあちゃん」です。ここまで人生を重ねると、色々な喜怒哀楽がありますね。
※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。
◇◇◇
私の孫は3歳なのですが、すでに手にはスマホ、タブレットを持っています。
私が調べ物をしようとグーグルに文字を打っていると、携帯にむかい何やらしゃべりだしました。
孫はアンパンマンをみたかったようで、携帯に「アンパンマン」と言ったらアンパンマンの情報が出てきたのです。
どうやらお気に入りの動画があるようで、その動画がある場所もサササっと検索をしてたどり着き、なれた手付きでネットサーフィン。
3歳でここまでできるなんて大したものだと思う反面、心配もしています。
孫は、起きている間は自分のタブレットか誰かの携帯を使い、自分のお気に入りを探してそれを見ています。
もちろん自分の要求が通っているときはとても静かにしているのですが、充電が切れてしまったり、通信環境が悪くなったり、こちらの用事で携帯を使おうとした時は、それはもう大変です!
どうにかしてくれと泣き叫び、見境なく暴れ始めます。
お散歩に行く時も、もちろん片手にタブレットを持って、ベビーカーに座り出かけます。
通信環境が悪いと、「セブンイレブンに行って!」と言います。
コンビニは無料でWi-Fiが使えるということも知っているんです。
孫は4歳に差し掛かる頃なので、ベビーカーの必要はもうないのですが、出かける時間でさえ無駄にしないで動画鑑賞ってどうでしょうか?
そういう環境を作ってしまった周りの者もいけなかったのでしょうが、どう修正をすべきなのか、親自体も困っているのです。
とにかく手にスマホやタブレットを持っていないと情緒不安定になり、手が付けられないほどなんです。
確かにスマホやタブレットを操作して楽しんでいる姿をみていると、かわいいなぁとは思います。でも、これから幼稚園や学校に進学するときのことを思うと、乗り切れるのだろうかととても不安に駆られます。
でもこのご時世、どこの家でも同じようにデジタルキッズがいるわけで、学校教育にも昨今パソコンを使った授業があったり、知り合いには学習障害があり字を書くことができない子供には、タブレットを学校に持参をして授業を受ける子もいるそうです。
こういった問題を考えると、デジタル社会もそうそう拒否するべきでもないのかな?とは思いますが、限度のものさしがこれからの課題なんだろうなと思います。まずは、孫のデジタルキッズ化をどうするかが課題です。
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