「夫が定年を前にして、突然会社を退職してきたらどうしますか? 事前に何の相談もなく...。はじめは何かの冗談かと思いましたが、夫は本気のようです。もう開いた口がふさがりませんでした。夫への不信感と老後への不安でいっぱいです」

■平穏な生活が一変して...
私は今年55歳になる専業主婦です。
夫は2つ年上で、昔から旅行や遊びに出かけるのが好きな人でした。
子どもは息子と娘がいますが、2人とも大学卒業後は家を出て独立しています。
一昨年の息子に続き、下の娘も結婚して昨年の頭には念願の孫の顔も見ることができました。
家は夫婦2人になっていましたが、たまに孫を連れて娘も遊びに来てくれます。
比較的、穏やかでのんびりとした生活を送っていたのですが...。
ある日、その平穏をぶち壊すような出来事が起こりました。
夫が突然「早期退職してきた」と言いだしたのです。
事前に一切相談はありません。
最初はなんの冗談かと思いましたが、思い起こせば夫は昔から唐突に物事を決める節がありました。
結婚したときも「新婚旅行は国内にしよう」と相談していたにも関わらず、いつの間にかハワイ旅行の手配をしていたことがありました。
子どもができてからも、そんなことが大なり小なり何度かあったので「まさか...」と思いつつ、お茶を飲んでからもう一度聞いてみました。
するとやはり「子どもにも手がかからなくなったので、2人でゆっくり旅行でも楽しもうかと思って」と、すでに会社の方にも書類を出して受理されていると言うではありませんか。
私は、しばらく開いた口がふさがりませんでした。
「どこに行きたいか決めておいてくれ」なんて笑ってテレビを見始める旦那の背中を眺めながら、「返す言葉が浮かばなかった」というのが正確かもしれません。
でも、夫の言い分もわかる気がするのです。
実は昨年、鳥取に旅行した際に、2人で三佛寺の投入堂という場所に行ったときのことです。
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。


