「介護はお前の仕事」 義母の介護を丸投げする夫。結婚23年、芽生えた不信感に妻は...<前編>

「結婚23年目、3人の子育ての終わりが見えた途端に義母の介護が始まりました。夫は長男なので、私が義両親の介護をいつかはすると覚悟はしていましたが、まさかこんなに早く始まるなんて...。自分の親なのに、全く協力してくれない夫に強い不満を感じています」

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■45歳。これからの人生を考えていた矢先に介護が始まり...

20代で結婚してから23年が経ち、私も夫も45歳になりました。

夫は新卒で就職した会社に勤め続けており、毎日朝早くから深夜まで仕事で家庭にはいないため、私は妊娠を機に専業主婦になりました。

それからは家事や子育てに追われ、今日まで私なりに必死でやってきました。

毎日忙しくあっという間の23年でしたが、2020年春に3番目の子どもが高校に入学し、私はやっと自分の時間に余裕ができました。

妊娠前は芸術系の講師の仕事をしていたのですが、45歳になった今、まだできることが何かあるだろうかなど、これからの自分の人生について考えるようになったのです。

そんな矢先の2020年7月のある日、70代の義理の母が脳梗塞で倒れました。

義母は、私たちの自宅から車で30分ほどの距離の夫の実家で、義父と2人で暮らしています。

義母は夜中にお風呂場で倒れていたそうです。

いつもより長くシャワーの音がすることに義父が気付き、お風呂場を覗いたときには義母は浴室の床に倒れていたそうです。

義母は救急車で病院に運ばれ、そのまま入院しました。

夜中のことでしたが私は電話で病院に呼び出され、朝まで付き添いました。

義母は発見が早かったため大きな後遺症は出ずに済みましたが、1カ月に及ぶ入院期間を終えて自宅に戻っても、なかなか元の生活には戻れませんでした。

結局、私は毎日義実家へ行き、義実家の家事や義母の外出の付き添いなどをする生活になり、やっと手に入れた自分の時間はあっという間になくなってしまいました。

私は長男嫁なので、義両親のお世話をすることは覚悟してきました。

でもそれはもう少し先のことのように思っていました。

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