性別:女
年齢:38
プロフィール:2児のアラフォーママです。ライター歴3年。子育てのかたわら、おもに育児関係の記事執筆をおこなっています。
※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。
私が在宅ワークと出会ったのは35歳のときでした。友人から勧められたのがきっかけです。家庭の事情で外へ働きに出るのが難しかった私にとって、在宅ワークはとても興味深いものでした。
夫だけの給料では家計きびしかったため、在宅ワークで支えていけたら......と思ってはじめたのですが、最初はいったいどんなお仕事なのか、どれくらい稼げるのか、まったく想像つきません。
やってみないとはじまらない! さっそく私は友人に紹介してもらった在宅ワークの案件にチャレンジすることにしました。指定されたサイトを参考にしながら、自分の言葉でフォーマットにまとめていく作業です。
タイトルとリード文、見出し、本文など入力する箇所や文字数など細かいルールがあります。記事単価は1件600円でした。慣れれば1時間もかからないとレギュレーションに記載されているのを見て、パート並みの給料を得られることに夢はふくらみました。
しかし実際にやってみると、スラスラ自分の言葉で記事をまとめることができません。あっという間に1時間が経過しました。記事の半分も仕上がっていない状況に、在宅ワークは正直無理かも......と弱気になりました。
ふだん何気なく読んでいるネット記事ですが、書くとなる難しいものだと実感します。なんとか記事が仕上がったのは開始して3時間後でした。時給換算すると200円です。
家計を支えるために月3万円稼ぎたいと思っていた私が甘かったと思いました。在宅ワークで家計を支える難しさを痛感した瞬間です。
在宅ワークは割に合わない......。そう諦めかけていました。しかし、せっかくやり始めたことです。文章を書く力を伸ばす勉強にもなると思い、とりあえず続けてみることにしました。
すると半年が経過したころには、2時間で1記事を書き終えるようにまで成長したのです。できなかったことができるようになる達成感を久々に味わうことができ、とてもうれしかったのを覚えています。
文章を書く力が伸びることによって、1カ月に得られる報酬にも変化があらわれました。在宅ワークをはじめて間もないころの月報酬は1万円にも満たなかったのが、目標だった3万円を稼げるようになったのです。
最初は無理だと諦めかけていた在宅ワークでしたが、がんばってよかったと思いました。ただ在宅ワークは担当している案件が単発ではなく続かないかぎり、安定した報酬を得るのはむずかしいとも感じています。仕事がない月の報酬はゼロに近いこともあるからです。
38歳になった現在も在宅ワークを続けています。相変わらず報酬は不安定です。しかし時間に縛られず、生活スタイルにあった働き方ができるのが最大の魅力だと感じています。
在宅ワーク歴はまだ3年ですが、諦めずに続けてこられたのは自分に合う仕事だからだと思います。家計を支える目的だけではなく、やりがいを感じられるツールとして今後も続けていきたいです。
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