「厳しい家庭内ルールの中で育った私。よそを知らないので当たり前だと思っていたし、悪いことばかりではなかったんですが、友人からすれば怖くてちょっと異常な環境だったようです」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードが漫画になりました。この時、あなたならどうしますか?
両親ともに厳格な家庭で育ちました。
父は家族で一番おかずが多いとか、父より先に新聞を開いてはいけないなど、「ザ・昭和」な絶対ルールがありました。
子どもたち(私と弟2人)にはとにかく「ダメ」なことが多く、「なんでうちだけ?」と思う反面、ずっと「まぁ、これが普通なんだ」とも思って育ってきました。
まず、言葉遣い。
いまだに両親には「ですます」で話しています。
家で「おはよう」と言ったことはなく「おはようございます」「おやすみなさい」です。
それとテレビ規制。
大抵のお笑い番組はダメでした。
ただ、学校でも友だちの話についていけないけれど、特別それをイヤだと思ったことはことはありません。
少々古いですが、今でも「志村、後ろ後ろ!」の意味が分かりません。
見ることができたテレビ番組は、子ども向けの名作劇場とNHKの大河ドラマくらいでした。
そして、小学校からその年齢に見合った、家での仕事が決まりました。
これも当時はよその家庭でもやっているものだと思ってたんですよね...。
私の場合、父の靴磨きからスタートしました。
それが終わったら朝食を食べていいとか決まりがあります。
弟が2人いたので、学年が変わると仕事が変わるシステムです。
階段の拭き掃除や食後の皿洗いやお風呂掃除、玄関掃除なども増えたりチェンジしたり、どうしても学校に遅刻しそうなときは「ツケでお願いします!」と叫ぶと、1回分その夜か別日に加算されていました。
門限は20歳を過ぎてもありました。
漫画:にーや/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。