「第一子を出産したときの話です。里帰り出産のため実家に戻った私は、出産後も不安で自宅に戻れず、ぐずぐずしていました。そんな私の様子に、両親も心配だったのでしょう。2カ月が過ぎたころ、両親が優しく私を諭してくれ、ようやく自宅に戻る決心がついたのです。私はその言葉のおかげで、第二子、第三子と自信を持って育児に向き合えました」

■子どもが増えるたびに強くなっていった私。それは両親の言葉のおかげ
初めての育児で、不安なのはわかる。でももう〇〇(私)はお母さんなんだよ。
お宮参りのとき、□□さん(夫)は「早く帰ってきて欲しい、どこまで協力できるかわからないけれど、できる限りのことはする。〇〇と赤ちゃんと3人で暮らせるのを楽しみにしている」そう、言っていたよ。
〇〇が不安なのもわかっているし、実家が居心地いいのもわかる。
だからあまり強くは言えなかったが、今、帰らないと赤ちゃんの成長を□□さんに見せてあげられないよ。
日に日に可愛くなって、表情の変わる貴重なときを夫婦で共有できないなんてもったいない。
今が踏ん張りどころだよ。
それでもしんどかったら、たまには息抜きに帰ってきたらいい。
お父さんやお母さんがそっちに遊びに行ってもいい。
□□さんを頼って、少しだけ頑張ってみたらどうか?
...そのようなことを、両親は話してくれたのです。
私はそこで、ようやく踏ん切りがつきました。
「この子のために少しだけ頑張る」
夫に連絡してその週末迎えにきてもらい、自宅に帰りました。
そこからは、まさにあっという間。
赤ちゃんとの日々は忙しく、妊娠中のように鬱々と悩んでいる暇もなく、泣いたり笑ったりするうちに過ぎていきました。
夫もできるだけ早く会社から帰ってきてくれて、お風呂に入れたり寝かしつけしたり、思った以上に協力してくれました。
そうして数年が経ち、第二子の出産の際は、上の子が1年生だったこともあり、里帰りせずに出産。
母が2週間も手伝いに来てくれました。
さらに3人目の時は、上の子たちが手伝ってくれたこともあり、母の手を借りることなく出産することができたのです。
子どもが増えるたび、「私は子どもに成長させられた」と思います。
そして若いころに甘えていた私が強くなれたのは、あの頃の父母の後押しがあってのこと。
優しくそっと諭してくれた父母に感謝しかないのです。
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