「15年ほど前に住んでいたマンションでの恐怖体験です。ある朝、洗濯を干そうとベランダに出て、ふと洗濯ロープに目をやると、何かがおかしい...。よく見るとロープが溶けているではありませんか! もしかして油!? でも一体どうして...」

■ビニールが溶けるほど熱々の油が投げ捨てられた!?
今から15年ほど前のことです。
私たち家族は築30年程の、古いマンションの1階に住んでおりました。
その頃は夫(当時29歳)と長男(当時3歳)と私(当時30歳)の3人家族でした。
そのマンションには幼児から小学生くらいの子を持つ世帯が比較的多く、あたりはいつも子どもたちの声で賑やかでした。
いつものように家事をしていたある朝のこと。
夫を仕事へ送り出し、脱水が終わった洗濯物を干そうとベランダに出ました。
その時はまだ、洗濯竿を置いておらず、代わりにビニール製の洗濯ロープを使用していました。
しかし、1枚目の服を干そうとロープに目をやると、何か様子が変です。
「ん?」
顔を近付けてよく見てみると、なんとロープが溶け、ちぎれているではありませんか!
そしてベランダの床には油の跡が! 壁の内側にも筋状に垂れた液体の跡も。
恐る恐る匂いを確かめ、紙でつついたりして、その正体を検証してみることに。
う~ん、これはやっぱり油っぽい...。
「でもなぜ油がベランダに? しかもビニールのロープが溶けるくらい熱いのはどうして? 料理で使った油なの? えっ、もしかして熱いまま2階から投げ捨てたの⁉」
原因が分かった瞬間、「たぶん、あの人だ」と思いました。
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