農業に没頭するあまり...?母が1年間で体重10㎏減、ついには過労で倒れる

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ペンネーム:つよぽん
性別:女
年齢:38
プロフィール:2児のママです。実家から車で20分離れた隣町に住んでいます。定年後も働きづめの両親が心配な今日このごろです。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

私の両親は兼業農家です。父はふだんサラリーマン、母はパートとして働いています。休日には車で片道1時間以上かかる母の実家で農業を営む日々を送っていました。
田植えや稲刈り、畑仕事......。私自身も農業を手伝うことがありましたが、たった一日だけで疲れ果ててしまいます。こんな日々を30年以上続けていると思うと、両親に頭が上がりません。

ずっと兼業農家でやってきた両親ですが、父が64歳で仕事を退職をしたのを機に「専業農家」として働くことになりました。63歳の母もパートを辞め、第二の人生は農業に没頭するとばかり、毎日のように農業に励むようになりました。少しくらい休んだらよいのに......と思うほど忙しく働いています。今まで兼業農家として忙しく過ごしてきた両親は、きっと休むことも惜しいのでしょう。

仕事に熱心な姿は両親らしいと思っていました。しかし専業農家になって1年が経過したとき、ひとつ心配事がでてきました。

それは母が見ていられないくらい痩せてしまったことです。1年間で10kg以上も体重が減ったというから驚きました。母はただでさえ痩せ型なので、余計に心配です。

私は母に「ちょっと働きすぎじゃない? 休みながら仕事しないと倒れちゃうよ」と言いましたが、聞く耳を持ってくれませんでした。

そしてとうとう私の心配が現実のものになるのでした。農業の仕事がいったん落ち着いた冬に、母が体調を崩したのです。急いで実家へ帰ると、青白い顔をして寝ている母の姿がありました。

貧血がひどく、立っていられない状況になったと母は話します。病院へ行ったところ、疲労と痩せすぎていることを医師から指摘されたようです。だから忠告したのに......と思いました。

父は体調を崩した母を見て農業の負担がかかりすぎていることを感じた様子です。農業をせず、ゆっくり家で休む日も必要だと感じたようでした。

代々受け継がれてきた農業を営んでいく責任。きっと私が想像している以上に大変なことなのでしょう。しかしいくら仕事が大事でも体調を崩しては元も子もないです。

私は両親に仕事より身体を大切にしてもらいたい、と念を押しました。すると今回は素直にうなずいてくれたのでよかったです。

2~3日にすると母の体調もよくなり、ひと安心。父の言っていたとおり、しばらく家でゆっくりするのかなと思い電話をしてみると、畑のことが気になって山へ帰っていることが判明。本当に真面目すぎる両親だな......と思いました。

もうすぐで父は66歳、母は65歳になります。なにごとも一生懸命、真面目に取り組む姿は昔からいまも変わりません。たまには気分転換に遊びに行こう! と誘っても仕事を優先するのが両親の性格だといまでは思っています。

私はある意味、一生懸命に没頭できる両親が羨ましくも思えます。60歳を過ぎたころ、私は両親のようになれる自信がないからです。仕事や趣味でもかまわない。なにか自分が夢中になれるものを見つけたい。両親の姿を見て心配しながらも、そう感じています。

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