「PTA役員のダブル不倫」を嬉しそうに話すパートの同僚。その後、「真相」を耳にして鳥肌がゾワァ<前編>

「パート先で出会った仕事仲間の話です。彼女は他人のうわさ話が大好物。PTAで見聞きした女性の不倫話を自慢げに語っていました。その後、彼女はパートを退職。しばらくして、とんでもない話を耳にしたのです」

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■パート先で出会ったうわさ話が大好きな主婦

50代半ばの主婦です。

コロナ禍より少し前、2019年も終わろうとしていた頃、私は隣町の食品工場でパートをしていました。

そこで一緒に働いていた同僚の主婦・M子の話です。

M子は当時40代前半で、家族は会社員の夫、子どもは一番上の中学生をはじめ3人いました。

性格は悪くなかったのですが、他人のうわさ話が大好物。

主な話題は「ママ友の不倫」でした。

なんでも、M子の子どもが通う中学校のPTA役員同士でダブル不倫があったそうで、それを面白おかしくしゃべりまくっていました。

M子も同じPTA役員だったそうです。

「アタシ、ママ友だからいろいろ知ってるんだぁ!」

そんなことを言って得意満面に語るM子の話によると、不倫ママのお相手はママ友の間で人気のイケメンパパ。

どうやら、年末の役員懇親会がキッカケとか。

しかし、2020年を迎えコロナ禍となり、学校行事等は次々と中止になってしまいました。

「例の不倫カップル、行事が中止になって会えない時間がナントカやらで、ますます火が点いたんだって!」

「ふーん」

M子はいやねぇと言いつつ、楽しそうにしゃべるしゃべる。

内容も具体的で、私は辟易するしかありませんでした。

そんな中、急にM子の欠勤が続き、そのまま退職してしまいました。

数日後、M子の夫が菓子折りを持ってあいさつにやって来ました。

「本人が伺えずに申し訳ありません。M子は体調不良のため、今実家に戻っております」

私はなぜか、頭を下げた彼の薄い頭頂部に目が行ってしまいました。

そんなこんなで、Ⅿ子の退職理由はウヤムヤなままとなり、私も程なくして一身上の都合により退職しました。

それから約1年後のことでした...。

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