ガリッ! ご飯を食べていたら、欠けた前歯。 64歳の私に下された「思わぬ診断」とは...<後編>

「固くなっていたご飯を食べてしまい、大きく前歯が欠けてしまった私。早速歯医者で治療してもらうことになりました。欠けた部分を埋めてもらい、治療は無事終了。しかし、歯科衛生士さんから意外なことを指摘されたのです。言われてみれば、確かに思い当たる節が...。その根本的な原因とは?」

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■自分の体のことは自分が一番よくわかっているつもりだったが...

「寝ているときに歯ぎしりをしていませんか?」

そんなことは夫にも言われたことはありませんでした。

「ここの噛み合わせを見てください」

言われてみれば、尖っているはずの歯が平らにすり減っていましたし、変な形で上の歯と下の歯が噛み合っていました。

「もともと目に見えない細かなひびが入っているので、お米でも欠けてしまうんですよ」

どうやら、私には寝ているときに歯を食いしばる癖があったらしいのです。

意識してみると、朝起きたときあごが疲れていました。

ときどき奥歯の歯茎が腫れてしまうのも、歯磨きが行き届かないからかと思っていましたが、噛みしめることで歯茎が炎症を起こしている場合があると教えられました。

肩こりがひどかったのも、どうやら歯ぎしりが原因だったようです。

歯ぎしりはあごに100㎏近くの力がかかることもあるそうで、歯が欠けるのも、歯以外のところに影響が出ることも納得してしまいました。

このまま放っておくと歯がボロボロになってしまうので「歯ぎしり防止マウスピース」を作ることを勧められました。

これも既製品ではなく、きちんと歯の型をとって作るものです。

3回ほど歯医者に通い、上の歯にピッタリはまるものを作ってもらいました。

欠けた部分を埋めてもらうだけで終わると思っていたのが想像以上に大事になり、少なくないお金もかかったのでげんなりしていました。

ですが、マウスピースを使い始めて驚きました。

朝起きたときのあごの疲れが格段に良くなっていたのです!

同じように噛みしめていても、マウスピースが歯より柔らかい素材でできているから、負担が少ないのだそうです。

そしてマウスピースには噛みしめた跡がくっきりついていました。

よく「自分の体のことは自分が一番よくわかっている!」などと思い込んでしまいますが、長い年月をかけて少しずつ出てくる不調は、自分では本当に分からないものなんだなぁということ。

歯に限らずたまには健診を受けて、専門家に見てもらうのが大事だと実感しました。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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