夫の「刺さらないお説教」。小学校4年生の娘をイラつかせ「パパ、 結局、何が...?」<後編>

「子どもたちへのお説教。夫はボキャブラリーが少ないというか、要点を得ない会話が長々と続いて、本当に残念なお説教なんです。子どもたちも『何言ってんだろ』状態です。もう少し簡潔に言えないものか、私と特訓中です」

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■夫の要点のない長いお説教が始まる...

主人が寝る時間が遅くなった娘に対して「ちょっと寝る時間が遅いんじゃないのか?」と声をかけました。

娘は「うん、今お風呂入ってから寝るね」。

私としてはこれで十分やり取りが完成しているように感じるのですが、主人はそこにどうやらもう一言加えたい様子。

「でもお風呂は今入らなくちゃいけないのかなぁ」

「なに言ってるの? 寒いんだから寝る前に入って体を温めてからお布団に入りたいの」

「でも寝る時間もあるよ」

「だからお風呂に入って温まってから寝たいの!」

「なんでお風呂に入らなかったの?」

「部活やって、宿題やって、ご飯食べてたからでしょ!?」

「でも寝る時間もあるよ?」

「なにが言いたいの!? お風呂冷めちゃうから入ってくるから!」

まったく話の要点が見えず、娘はイライラ。

最近ではなにが言いたいのかわからなすぎると主人との会話を避けるようになってきました。

6年生の息子にも同じように話をループさせて長い長いお説教があります。

ところが息子は娘と違ってまじめなタイプなので、主人の問いかけの一つ一つに答えようと懸命です。

しかしあまりに要点をつかず、「なんで」「どうして」を繰り返していますが、そもそもが答えのでない話だったりすることも...。

それなのに息子は答えに悩み、なんともいえない時間がいつまでも続きます。

息子の友達のご家庭では、お父さんが叱る時間は1分と決まっていて、1分ビシっと叱ったら後腐れなくいつもどおりの日常が戻るそうです。

その話を聞いて子どもたちはうらやましがっています。

主人には今、とにかくたくさんの本を読んでもらっています。

漫画でもいい、物語でもいい、いろんな言葉に触れようという私の考えです。

こんなこと、小学校のうちにやっておきなさいよと言いたいところですが、もう42歳の大人。

親の力に頼る年でもないので私と二人、もう少し簡潔に言葉を伝えられる特訓中です。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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