「今から10年前、ある地方にある神社を訪れたときの出来事です。その神社は駅から遠く、リュックも重い。どうしようかと思っていると貸し自転車屋さんを発見しました。60代くらいの店員が快くリュックも預かってくれて、身も心も軽く自転車で出発したのですが...」

■念願だった神社を堪能。お土産も買って自転車を返しに戻ると...
今から10年前、30歳の時にある地方の神社に観光に行きました。
その神社は駅から歩いても行けますが、少し距離があります。
本当は駅にお昼くらいに到着する予定が午後3時くらいになってしまい、少し焦っていました。
運良く駅前に貸し自転車屋さんを見つけたため、神社まで自転車で行くことにしました。
その時の私は大きなリュックを背負っていました。
「これから神社に行くのですが、駅周辺か神社のまわりに荷物預かりをしてくれる場所はありますか?」
このまま神社観光をするには邪魔だったので、貸し自転車屋さんの60代くらいのおじさんにそう聞いたところ、わずかな追加料金で預かってくれるとのこと。
ラッキー!と思い、おじさんにお礼を言ってさっそく神社に出かけました。
念願の場所を堪能して、家族にもお守りやお土産を買って大満足で自転車を返しに戻りました。
ところがなんと、貸し自転車屋さんは閉まっていました。
きっちりと降ろされたシャッターには張り紙がしてあり、「ここに電話すること」と電話番号が貼ってありました。
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