義父の死後、一人で暮らす義母への「違和感」。ある時から家にモノが増え始めて...<前編>

「義父が亡くなってからも、アクティブな義母。ただ、いつの頃からか、違和感を覚えるようになったのです」

義父の死後、一人で暮らす義母への「違和感」。ある時から家にモノが増え始めて...<前編> 18.jpg

■義父の死後、通販番組にハマった義母だが...

義母は現在70代半ばで、若い頃から働き者でバリバリと仕事をしていました。

10年前に義父が亡くなってからも変わらず働き続けています。

仕事が趣味と言っても過言ではないくらい、家でぼーっとしていることのない義母は、わたしたち夫婦よりずっと経済力があります。

義母はお酒もタバコも嗜まず、これと言ってお金をかける趣味があるわけでもありません。

なので、義母が使うお金に文句を付けることなど出来るはずもなく過ごしていました。

ただ、いつの頃から微妙な違和感を覚えるようになりました。

義母は仕事を終えて家にいる時はテレビを友としていて、時折「今この番組を観てるんだけど、ためになるから観てごらん」とわたしたち家族に共感を求めてきたりします。

そんな義母が、通販番組にハマったのはいつ頃からでしょうか。

自分自身のモノを購入している分にはかまわないのですが、ある日我が家へコーヒーメーカーを送り付けてきました。

繰り返しその商品を勧める番組を観ているうちに、これは息子にぴったりだと思ったのでしょう。

こちらに相談もなく「注文したよ、明日届くからね」と連絡してきたのです。

わたしはかなり戸惑ったのですが、もう注文したあとでもあり、とりあえずは受け取りました。

でも冷静に判断しても特に秀でた商品とも思えず、お金ももったいないので、「もし返品できるのなら返品したい」と夫を通して伝えました。

義母は「せっかく買ってあげたのに」と言わんばかりに不服そうでしたが、「いらないものはただでもいらない」という頑固な夫の姿勢に仕方なく返品してもらいました。

その後、我が家へ勝手に何かを送り付けることはなくなりましたが、義母宅へ行くたびに前回はなかったものが増えていることに気が付きました。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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