「お父さん認知症なんだって」20代後半の頃、母からそう聞かされた娘の鐘木ころもさん。父との関係は決して良いものではなかったため、鐘木さんは特に気に留めていませんでした。ところが、認知症になった父と過ごしていくうちに、今まで知らなかった父の姿を目にするようになります。認知症の症状ゆえなのか、それともこれが本当の父なのか――。苦悩と葛藤の中で少しずつ関係が変わっていく親子の物語を描いた作品『大嫌いだった父が認知症になった日』(竹書房)よりエピソードを厳選してお届けします。
「お父さん認知症なんだって」20代後半の頃、母からそう聞かされた娘の鐘木ころもさん。父との関係は決して良いものではなかったため、鐘木さんは特に気に留めていませんでした。ところが、認知症になった父と過ごしていくうちに、今まで知らなかった父の姿を目にするようになります。認知症の症状ゆえなのか、それともこれが本当の父なのか――。苦悩と葛藤の中で少しずつ関係が変わっていく親子の物語を描いた作品『大嫌いだった父が認知症になった日』(竹書房)よりエピソードを厳選してお届けします。