千佳さんとまひろさん。美人な2人に秘かにコンプレックスを抱きつつ、仲良く過ごしていた大学生のマユさん。しかし、千佳さんは自分が美人なのを鼻にかけ、次第にマウントをとるようになっていきます。そしてSNSでフォロワーが増えるにつれ、次第に投稿は過激になっていき、千佳さんもどんどん派手になりふるまいも身勝手に…そして、超えるべきでない一線を越えてしまうのです。『リアコミ』(KADOKAWA)は、SNSにのめりこんだ女性の転落と、彼女を見守る友人たちを描いています。タイトルにある「ブルベ」とは、自身のパーソナルカラーを分類する言葉ですが、それを友人を見下す言葉として使った千佳さんに何が起こったのでしょうか?