自身のSNSにギャグ漫画を投稿しているヒロ・コトブキ(@kotobuki_hiroju)さん。「シュールな世界観がクセになる」と人気を集めています。そんな彼の作品の中でも、特におすすめなのがギャグ漫画『おれ、明日死ぬらしいっすわ。』。本作について、ヒロ・コトブキさんにお話を伺いました。
※この記事は過去に配信した記事を再構成したものです。
■「おれ、明日死ぬの!?」ぶっ飛んだ展開にびっくり
本作の舞台は、とある病室。入院中の主人公のもとへ、死者を「あの世」へ連れて行く役割を担うお迎えの天使たちが"前乗り"してきます。てことは...おれ、明日死ぬの!?
■ほぼ「ツッコミ」だけで進行する異例の構成
お迎えに来た天使たちはというと、前乗りしたは良いものの、主人公が「死」を迎えるまでやることがない様子。暇を持て余す彼らの言動に、主人公はツッコミを入れずにはいられません。じつはこの漫画、そんな主人公の「ツッコミ」で話が進んでいくという特殊な構成なのです。
この構成について「特別そうしようと思ったわけではありませんでした」と語ったヒロ・コトブキさん。
「『天使が前日から来て待ってる』という4コマを描こうと下書きをしていたら、そのままズルズルとボケが続いてくれました。ただのラッキーです笑」
■「コントを見てるみたいで最高www」読者から反響続々
物語の終盤には「釈迦」や「神」など、お迎えの天使たち以上に(?)クセの強いキャラクターも登場。
終始ボケまくりの本作に、読者からは「新感覚すぎる、おもろい!」「電車の中でニヤけてしもうた」「良質なコントを見てるみたいで最高www」といった爆笑の声が寄せられていました。
この反響についてヒロ・コトブキさんは、「漫画投稿サイトに発表して、仕事から帰ってきたら1位になっていたのでドキドキしました。『ま..まだ早い』と思ったのを覚えています笑」と驚いたそう。
主人公を振り回すクセの強い天使たちですが、なぜか放っておけない可愛らしさも。一度読めば、あなたも天使たちにハートを射抜かれてしまうかも?