生まれたペンギンの命名に隠された深イイ意味
今回も産卵がテーマですが、「すみだ水族館」で暮らすペンギンたちの名付け方について飼育員さんたちに訊いてみました。「名前は当館でつけています。例えば、ピーチとバジルの第1子は、両親2羽の名前が由来。桃(ピーチ)と葉(バジル)を組み合わせて"ももは"と命名しました。かつて、一般公募で集めた候補から決めたこともありましたよ」とのこと。
ちなみに、「すみだ水族館」で生まれたペンギンは左の翼(フリッパー)にメロングリーンのバンドを付けているのですが、名前にも特徴があるのだとか。「"まつり"や"はなび"といった、東京をイメージした名前をつけたこともあるんです」
"公園デビュー"ならぬ"プールデビュー"が目標!?
そして、卵から生まれた赤ちゃんはどのようにして育てられていくのでしょうか。「しばらくは、プールのない安全なバックヤードで大切に育てます」と飼育員さん。「手のひらサイズだったペンギンの赤ちゃんが、たくさん食べて、たくさん寝て、たくさん歩き回って、すくすくと育っていきます」。
そして、プールデビューは夏頃を目標にしているそう。「まずは足に水が触れるところから始め、少しずつ泳ぐ練習を頑張っていきます!」と語ってくれました。
頑張るペンギンたちの成長をそっと見守るのも、水族館の楽しみ方の一つなのかもしれません。
※掲載情報は、2022年3月時点の情報です