沖縄のとあるBARで「あたし大腸がないの」と語りだした女性。そこで明かされたのは、専門学校時代に「1万人に1人」と言われる難病・潰瘍性大腸炎を発症した彼女の壮絶な過去でした。『腸よ鼻よ02』(KADOKAWA)は著者の島袋全優さんが経験した、過酷な治療の回想録です。専門医がいない病院で不安を抱えながらの治療、転院した後も襲ってくるさまざまな症状、それでも家族と担当医に助けられながら漫画家になる夢を追い続け...。笑いと波乱に満ちた闘病記をお楽しみください。
※本記事は島袋全優著の書籍『腸よ鼻よ1〜3』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。