手をかけた料理は誰のため？庭師が見るそれぞれの家庭事情／てだれもんら1

『てだれもんら』 （中野 シズカ／KADOKAWA）第3回【全7話】

口は悪いが腕はいい元ヤンの板前・星野トオルと、庭木だけでなくそこに住まう「怪」も手入れする庭師の鷹木明。2人は週末にはうまい料理を肴に酒を酌み交わす仲です。以前トオルが働いていた料亭で出会ったのですが、なぜかその時の記憶が曖昧で...。お互い道は違えど優れた技術を持つ「てだれ」たちの交流と奇妙な出来事を描く『てだれもんら』（KADOKAWA）をお楽しみください。

※本記事は中野 シズカ著の書籍『てだれもんら』（KADOKAWA）から一部抜粋・編集しました。