最愛の妻に告げられた「難病」の疑い。不安な中でも夫が漫画を描き続けた「理由」は【作者に聞く】

穏やかな夫婦の日々がこれからも続いていくと思っていたのに...突然妻を襲った難病。カレーとネコ(@kareneko02)さんが描く『大好きな妻が難病になった話~ふうふの日記マンガ~』が話題を集めています。
息苦しさを訴えて入院した妻は、一度退院したものの、ふたたび入院することに。家にひとりになった夫は自分も体調を崩さぬよう気を配りながら、必死にマンガを描き続けます。

■妻を支えられるよう、まず自分ができること

最愛の妻に告げられた「難病」の疑い。不安な中でも夫が漫画を描き続けた「理由」は【作者に聞く】 カレーとネコさん3_1.png

病に苦しむ奥さんを支えられるよう、自炊を心掛けるカレーとネコさん。奥さんが退院したら食べられるよう、好物の麻婆豆腐も作れるようになったといいます。

■奥さんの入院中、日記マンガを更新し続けたそのワケは...

最愛の妻に告げられた「難病」の疑い。不安な中でも夫が漫画を描き続けた「理由」は【作者に聞く】 カレーとネコさん3_2.png

奥さんの入院中に続けていたもう一つのこと、それはSNSでの日記マンガの更新。それにはこんな理由がありました。

最愛の妻に告げられた「難病」の疑い。不安な中でも夫が漫画を描き続けた「理由」は【作者に聞く】 カレーとネコさん3_3.png

自分のためにも描いていたマンガ、それは入院中の奥さんの癒しにもなっていました。 「毎回4コマを描き終えるたび、入院中の妻に見せていたのですがとても喜んでいました。僕のマンガを楽しみにしてたと返事があったときは、僕もとても嬉しかったです」。

描いたマンガが入院した奥さんの力になり、そして奥さんからの返事が自分の力となる──離れていてもふたりが支え合っている姿が目に浮かびます。

カレーとネコさんはSNSで発信するマンガを描く際に心がけていることがあると言います。 「難病に関する話なのでどうしても重くなってしまう部分もありますが、ほっこりできたりクスッとできたりするよう心がけましたので、そのあたりに注目して読んでいただけると嬉しいです」。

ただの闘病記ではない、『大好きな妻が難病になった話~ふうふの日記マンガ~』。思わずクスっとしてしまうふたりのやりとりにも心が温かくなります。

 

漫画:カレーとネコ
漫画家。ヤンマガwebにて『SNS探偵オノノキツカサ』の原作を手掛ける。妻との日常や「リンパ脈管筋腫症」について描いた『ふうふの日記マンガ』がSNSを中心に人気。Instagram:kareneko0211
X:@kareneko02

PAGE TOP