「逃げたっていいじゃんか」うまくいかない毎日で姉が感じたこと/親に捨てられた私と妹

『親に捨てられた私と妹 不器用な人』第9話【全18話】

【前回】「よそのお父さんになっちゃった」姉妹を捨てた父親が新しい家族を連れてきて...

もしも両親に捨てられたら...あなたは前を向いて生きていく確信が持てますか?

愛人を作った父が原因で両親は離婚。小学5年生の朋は、妹の真由と母、3人での新しい生活が始まると思っていました。しかし、連れられた先は伯母の家。母は「この子たちをよろしくお願いします」と逃げるように去っていき、朋は両親に捨てられたことを知るのでした...。

家庭環境、とくに親の言動が子どもの発達に及ぼす影響は大きいもの。また、親の経済力の格差が学力や体力の差にもつながっていると報じられたこともありました。親に捨てられ、多感な時期に親族の家をたらい回しにされる姉妹。2人は厳しい状況の中、生きていく希望を見つけることができるのでしょうか。

コミックエッセイ『親に捨てられた私と妹 不器用な人』(KADOKAWA)は、両親の離婚をきっかけに、家庭環境に振り回される姉妹の日々をリアルに描いた作品です。今回は本作よりエピソードを抜粋して紹介します。

※本記事はひらたともみ著の書籍『親に捨てられた私と妹 不器用な人』から一部抜粋・編集しました。

※この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。

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※この記事は『親に捨てられた私と妹 不器用な人』(ひらたともみ/KADOKAWA)からの抜粋です。
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