私たちの暮らしに癒しを与えてくれる猫ですが、猫の心身の健康状態は分かりづらいもの。元気そうに見えるけど、実はストレスを感じながら過ごしているケースも少なくありません。「メンタルの健康は何を目安にすればいいの?」「私たちの用意した環境で猫は本当に幸せなの?」「爪とぎは何のためにやっているの?」こうした猫のメンタルケア&ヘルスケアについて、猫好きの獣医師・野澤延行先生によるアドバイスをまとめた著書『猫と幸せに暮らすための教科書 家族が知っておきたい猫のメンタル&ヘルスケア』(KADOKAWA)は、飼い主はもちろん、初めて猫を飼う方にも役立つ情報がいっぱいです。今回は本書より、猫好きなら知っておきたい豆知識を紹介します。あなたの「猫」は今、本当に幸せですか?
※本記事は野澤延行(監修)、松本勇祐(漫画)の書籍『猫と幸せに暮らすための教科書 家族が知っておきたい猫のメンタル&ヘルスケア』から一部抜粋・編集しました。
【前回】健康な猫は美しい! 外見は心と体の健康のバロメーター
ほめ言葉が猫に効きます
猫は何度も聞く言葉を覚え、音感と状況から単語の意味も理解します。
自分の名前や「ごはん」「おはよう」や「ただいま」はいい言葉です。
「かわいい」「毛づやがいいね」で健康をほめて、トイレの成功で「えらいね」。
猫にとって、ほめ言葉は心のビタミンなのです。
まとめ
猫はちゃんと聞いている。
ほめ言葉は、猫のメンタルケアに効果的。
ほめ言葉で自己肯定感がアップするのは、猫も人も同じです。