「猫と暮らしたい!」
そんな強い思いに取りつかれ、地元の石川県から上京したはまかぜこんぶ(@hamakaze_kombu)さん。とはいえ、猫と暮らすためには何をすればよいのか? 彼女が現在の愛猫・みちるをお迎えするまでの準備期間を記録したコミックエッセイ『ねこと家族になる100の準備』を紹介します。
はまかぜこんぶさんの愛猫・みちる
■職場のパワハラに疲れ果てていた頃...猫への思いが再燃!
仕事中に倒れてしまうほど、職場でストレスを抱えていたはまかぜこんぶさん。体力の限界を感じ退職を決意するも、次の仕事探しに行き詰っていました。そんなとき自分の中で眠っていた「猫と暮らしたい!」という強い思いが再燃します。
■実家では猫を飼えない。それなら...
猫を飼いたい思いはあるものの、実家暮らしのはまかぜこんぶさんは家族の了承を得られず。そこで思い切って東京での一人暮らしを決意します。
──「猫と暮らすため」に上京を決意されますが、東京にゆかりはあったのですか?
「まーーったく縁もゆかりもありませんでした。前職でパワハラにより精神が疲れて退職した後にヤケになり『たかが仕事で精神を壊すなんて恥ずかしい』と思うの同時に、『今後も苦しいことはあるだろうから、先に自分が叶えたいことを叶えちゃおう』と思いきりました」
──ご実家では猫を飼っていなかったようですが、昔から猫が好きだったのですか?
「大学生の時に友人に教えてもらった漫画『くるねこ』を読んで以来、『猫と暮らしたい!』という気持ちはずっとありました。実際に猫と関わる機会には恵まれませんでしたが、妹に誘われて訪れた"猫寺"で生まれてはじめて猫を膝に乗せた時、衝撃を受けたんです」
■苦労の果てに始まった、愛猫との暮らし
夜行バス0泊往復を繰り返しながら行った転職活動は2カ月後にようやく実を結びます。そして、苦労しながら見つけた理想のペット可物件。いよいよ運命の猫・みちるとの暮らしが始まるのでした。
──さまざまな苦労をされて得た、みちるとの暮らしはいかがですか?
「<みちる>という名前のとおり、毎日満たされてます! おじさん猫になってからは鳴き声のバリエーションが広がり、会話してるような時もあって楽しいです。かまって欲しい時に邪魔してくるのもかわいいです」
「猫と暮らしたい!」という思いに突き動かされ、転職・上京を決意したはまかぜこんぶさん。その強い「猫愛」に共感する人も多いのではないでしょうか。