楽天市場が父の日(6/17)を前に、全国の50〜60代の父親200名と、50〜60代の父親をもつ20〜40代男女300名の計500名を対象に、「お父さん」と「食」に関する意識調査を実施しました。すると、父子で食事をする機会は少ないものの、多くの父と子がお互い一緒に食事をしたいと思っていることがわかりました。父の日に向けて、参考になる人気ギフトの紹介もします。
父子で食事をする機会は年に2〜3回だけ
同アンケート内では、父親側に「どれくらいの頻度で子どもと一緒にご飯を食べるか」を聞いたところ、3人に1人が「年に2〜3回未満」と回答。現実は、お父さんと子どもが食事をする機会は少ないようです。
出典:楽天リサーチ「お父さん」と「食」に関する意識調査
とはいえ、一緒に食事をしたいかという質問に対して、父親側は約9割が子どもと一緒に食事をしたいと回答、子ども側も7割以上が父親と一緒に食事をしたいと思っていることがわかりました。
出典:楽天リサーチ「お父さん」と「食」に関する意識調査
また、父と子は約4割が「妻や母親に内緒で、父子だけでこっそりファーストフードやおつまみ、お菓子、縁日の屋台を食べた経験がある」とのこと。母と子の関係性とはまた違うかたちで、「食」は父と子にとって思い出を作る大切なツールなのです。
今年の父の日、贈るのはギフト? それとも...?
◯お酒
人気のお酒ランキングは1位ビール、2位焼酎、3位日本酒です。最近は、お洒落なワインも売れています。ひと工夫として、お父さんの顔イラスト入りのビアグラスや焼酎サーバーや父子でおそろいのおちょこセットなどを贈ってみてはいかがでしょう。
◯ファッション小物&スポーツウェア
ネクタイ、財布、ベルト、靴下などのファッション小物類も定番。健康志向の高まりにより、ゴルフウェア、ランニングウェアなどの需要も高いようです。
◯食品
ここ数年は父の日ギフトも"オヤジっぽいもの"からオシャレなものへ変わってきているようで、高級食材や産地直送のもの、お取り寄せスイーツを贈る人も増えています。
こうしたモノを贈るのも、もちろん感謝の思いが伝わって素敵ですが、先の調査では、約7割のお父さんが「子どもの手料理を食べたい」と回答しています。
出典:楽天リサーチ「お父さん」と「食」に関する意識調査
子どもと一緒に食事をしたい気持ちがある反面、なかなか機会を持てずにいるお父さんのために、父の日にはお父さんに手作りの料理をふるまってみてはいかがでしょうか。お酒を贈るなら、持参して一緒に酌み交わすのもいいかもしれませんね。父子で食事をしてコミュニケーションをとる時間こそが、実は何よりの親孝行となるかもしれません。
文/江藤優